2020.11.5

社会連携事業「次世代交通(MaaS)時代においてタクシーが貢献できることは何かを探る」石川県加賀市でフィールドワークを実施しました(経済学部三木ゼミ2年生)

 2020年11月2日(月)、経済学部の三木ゼミ2年生は、石川県加賀市を訪問し、加賀第一交通株式会社代表取締役社長の工合田修身様、加賀市政策戦略部政策推進課主事の國立昇平様をはじめ、加賀市における公共交通維持に取り組む皆様にお話をうかがいました。
 現地到着後、まず加賀市の國立昇平様から「KAGAあんしんネットと今後の交通施策について」という演題で、人口減少の中で廃止されたバス路線に代わる交通体系の維持と今後の自動運転やMaaS社会を見据えた取り組みについてのお話をいただきました。
 午後からは加賀市が加賀第一交通に運行を委託している乗合タクシー「のりあい号」に乗車し、人口減少が進む地域における使い勝手を実体験すると同時に、乗客やドライバーへのヒアリングを実施しました。この「のりあい号」はインターネット予約の導入・運行計画作成自動化・車両現在位置の表示、などICTを活用した仕組みとなっており、高齢者をはじめとする利用者にとって買い物や通院に欠かせない交通手段となっています。利用料金も一律500円で、30分前までの予約で利用可能、また乗降場所を多数設定していることから、タクシーよりも安くバスよりも近くまで来てくれる、手軽に乗車できる交通手段として利用者に好評であることがわかりました。一方で、運行ダイヤについては改善が進んでいるものの、運行本数をもっと増やしてほしい、最終便(現在は15時)を遅くしてほしいなどの要望もあることがわかりました。
 なお今回の訪問に際しては、連携先である梅田交通グループ代表の古知愛一郎様、及び株式会社交通論壇社社長の小北隆弘様にもご同行いただき、また多大なるご支援をいただきました。ありがとうございました。

当日の内容

:大阪駅集合、サンダーバード号で加賀温泉駅へ移動
午前:アビオシティ加賀にて加賀市から当地の地域交通・MaaS計画についてのレク・質疑
午後:「のりあい号」乗車、路線や停留所を視察、車中で乗客へのヒアリング
加賀第一交通本社訪問、加賀第一交通の地域交通維持に関する取り組みレク・質疑
:加賀温泉駅よりサンダーバード号で大阪駅へ移動、解散