経済学部3年 桑山 楓香 さん

 旅行会社と配属発表を聞き、志望する進路に関係する職種を経験できることに期待感を抱きました。そして、収穫を得ようと決意しベトナムへ行きました。私が研修した「旅工房ベトナム」はアジアにおける旅工房の海外事業戦略拠点として2016年12月に設立された比較的新しい会社です。日本人2人ベトナム人7人で経営されています。日本人の方にはオリエンテーションも合わせて4回程しか直接会話はしていません。業務のおおよそはベトナム人スタッフの方に教えていただきました。
 主な業務内容は、「予約サイトへの入力」「インターンシップ参加者をターゲットとしたツアー計画」「日本の行事のまとめ」です。どれも、普段することのないパソコン作業にとても苦労しました。
 「予約サイトへの入力」では、ベトナム語のサイトのため苦労しました。ベトナム語の本文をコピーして貼り付ける作業ではありますが文章を統一するために、1文ずつGoogle翻訳を使用しながら時にはベトナム人スタッフの方に聞きながら入力をしました。きっとこれから先、ベトナム語に触れながら仕事をすることは少ないと思います。そして、ベトナム人はどのような日本の観光地に訪れるのかどのようなツアーで回るのかを知ることができました。
 「インターンシップ参加者をターゲットとしたツアー企画」では、ダナン1泊2日を企画しました。どこを回るか、入場料、ホテル選び、日程表作成等かなり助けては頂きましたが本当に良い経験になったと感じます。特に、旅工房でまだ使用したことのないホテルを利用し提案できたことはかなり良い経験となりました。客観的にホテルを評価することでより一層お客様が求めている情報を提供できると言うことを改めて感じました。私は時間がきっちり決められているツアーを利用して旅行をしたことはありませんでした。ですので、ツアーの利点と自由な旅行の利点とを自身で体験しながら考えることができたと感じます。
 「日本の行事のまとめ」では、祭りや文化についてまとめました。予約サイトへの入力の時もそうでしたが、日本について知らなすぎる。ということを身にしみて感じました。観光地でも知らないところ、祭りを調べても関西で開催されているのにも関わらず聞いたことのないものがありました。
 これらの業務から学んだことの中で最も痛感したのが、私が日本について無知である。と言うことです。将来海外で働くことを目標としているにも関わらず、母国である日本について知らないのはとても恥ずかしいと感じました。「ここはどこですか?」「オススメはどこですか?」と聞かれた時にすぐに答えられなかったことをすごく後悔しています。パソコンの操作や英語の面に関しては覚悟して臨みましたが、日本のことについては知っていると思い込み勉強もせずにいた事を反省します。今後は自らが進んで日本の情報を集める事、47都道府県を訪れ目でみて感じる事を課題とします。
 インターンシップ期間の生活面について振り返るとかなり充実したものとなりました。初めて親元を長期間離れたのでいかに頼っていたか、自立できていないかと言う事を痛感しました。朝起きることから始まり、食事、洗濯まで全てを自分で済まさなければいけません。これらのことから、タイムスケジュールの重要性を学びました。効率よくこなす為に非常に役立ちました。また洗濯物はフロントに頼まず自らの手で全て行い、洗濯機のありがたみまでも感じることができました。昔のような暮らしをベトナムで体験し感じることができるとは思っていませんでした。思わぬところで初心に戻れ、感謝の気持ちを大切にしようと改めて決意する事ができました。お金の管理ができたこともかなりの達成感があります。日本では欲しいものは買う、食べたいものは食べると言う生活をしてきたので決まったお金の中で何に回すかなど考えたことなどありませんでした。そういった癖付けを出来たことも成長点です。
 長いと思っていた1ヶ月間を実際に過ごし振り返ってみると、短く今までの人生で最も短期間に成長したと感じます。何が伸びているのか、身についているのか現地では当たり前になっていたので気づきませんでしたが日本に帰ってきて振り返ると成長したことが沢山あります。課題点もたくさん見つかりました。外国で現地の人と働くこと、価値観や文化の違い、そしてそれらにどのように適応していくのか、積極性を持つこと、このような経験を1度に吸収できることは多くはないでしょう。ここで得た経験や知識を決して無駄にすることのないように過ごしていきます。
 まだまだ吸収しなければいけない点はたくさんあるので、挫折や後悔はつきものだと思います。でも、きっとこのインターンシップを思い返すと乗り越えられます。

経済学部 3年生 松本 幸 さん

 今回1ヶ月間のベトナムインターンシッププログラムに参加した松本です。まず、なぜこのインターンシップに参加した経緯について説明させて頂きます。
 参加した理由は3つあります。1つ目は、すぐに人に頼る癖があるので、1度親しい人達から離れて自分自身と向き合い1人で何かの経験をしたいと考えていました。2つ目は、ベトナムで異文化交流を深め、多くの人達と関りを持ち、いろいろな考え方や情報を得たいと思いました。3つ目は三木先生が「英語が話せなくても海外で働けるよ」とおっしゃっていたので、英語がほとんど話せない私でも本当に働けるのか、チャレンジをしたいと思いました。この三つがベトナムインターンシップに参加した理由です。
 私の配属先は【DAIICHI CENTRAL VIETNAM】という会社でした。千葉県に本社があり、日本では主に官公庁でお仕事をさせて頂いている会社で、学校や市役所などの空調機の施工や太陽光パネルの設置工事などをしています。ベトナムでは、工場の設備関係一式のご提案をさせて頂いている会社です。
 私がさせて頂いた主な業務は、テレフォンアポイント・営業同行・営業へ行かせて頂いた企業への御礼メールです。一番苦労したのがテレフォンアポイントです。日系の会社に電話を掛けたとしても出るのは基本的にベトナム人の方なので、言語の部分で苦労しました。稀に日本語をほぼ完ぺきに理解する事ができて話せる方もいましたが、普段の会話のスピードで難しい言い回しなどを使って挨拶や会社説明をすると理解してもらえず電話を切られる事が多々ありました。なので自分が思っている以上にゆっくり話し、簡単に会社説明をする事を心掛けました。こうすることで、大分理解をしてもらえるようになりました。アポイントを取れた時は嬉しかったです。あと、英語しか話せないベトナム人の方がいた場合には、あらかじめネットなどで自分が伝えたい簡単な英単語を調べてメモを用意して何とか乗り切りました。ここで学んだ事は、自分が相手に合わせて自分が柔軟に対応をすることが大切だということです。
 営業活動は主に長尾さんと回らせて頂きました。工業団地を回っていたので、補正されていない道路や野牛などを見て、発展途上国だなと感じました。そして、長尾さんの営業スタイルは、雑談を交えながら楽しそうな雰囲気を保ちながら会社説明などをしていたので、私が想像していた以上に明るい雰囲気でした。ここでも、学んだ事は雑談力が必要とされることと、商品を売り込むことを一番に考えるのではく、自分自身を売り込む事が重要だという事です。いくら良い商品だったとしても、人が悪ければ購入しようと思ってもらえないからです。
 休日は日本語を学んでいるベトナム人学校へ行き、日本の観光地の紹介や遊びなどもし、逆にベトナムの文化や遊びも教えてもらいました。他にもベトナム人の方達とバーベキューなどもして、とても楽しかったと感じたと同時に、ベトナムの方たちは陽気でフレンドリーでとても明るく何事にも真面目に取り組む姿勢に心を動かされました。私も負けていられないと感じたので、残りの学生生活で勉強(英語など)をしようと決めました。
 この1ヶ月間という短い期間でしたが、私にとっては一生の思い出になったのとこれからの自分の人生に大変役に立つ経験となりました。失敗を恐れずに自ら何事にも挑戦しようという根性も身に付きました。そして、このベトナムインターンシップの場を設けてくださった三木先生、DAIICHI CENTRAL VIETNAMの皆様、その他関わってくださった方、本当にありがとうございました。

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