2019年1月7日(月)、経済学部「グローバルビジネス論b」 (三木担当)では、有限会社GyoLighthouse代表取締役社長の笠原 暁様をお招きしご講演をいただきました。

笠原 暁様ご略歴

 1972年(昭和47)年 東京生まれ。
 学生時代に米国カリフォルニア州に留学。帰国後、大手プロバイダー、広告代理店、出版社を経て、コンピューターシステム会社に従事。日本企業の米国現地法人立ち上げに関わる。
 日本初、販路開拓に特化したビデオキャスティング制作事業を行う。
 今後の中小企業繁栄の活路は外需獲得であると確信し、米国ロサンゼルス、シカゴ、ニュージャージーに拠点開設。 シカゴでは現地米国企業の副社長も兼務しグローバルイノベーションを展開中。2014年度版中小企業白書にも弊社事業が掲載中。 新聞、雑誌、テレビなど多数のメディアでも評判となった。

中小企業基盤整備機構 Team-KANSAIパートナー
東京商工会議所 中小企業国際展開アドバイザー
豊中商工会議所 海外販路開拓専門相談員
柏商工会議所 海外販路開拓専門相談員
岸和田商工会議所、明石商工会議所など多数兼務
島根県雲南市 PR大使
TigerLabs Ventures プランナー(NJ州)
プリンストン商工会議所、海外ビジネス相談員
ミッドジャージー商工会議所、海外ビジネス相談員  
ニュージャージー商工会議所、海外ビジネス相談員
 以下に今回のご講演で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。

岩根 仁志 さん (経済学部2年)

 笠原さんのお話を聞いて最も印象に残ったのは、やりたいことを考える前にやりたくないことを考える、ということです。
 私は最近になってやりたいことがぼんやりと見えてきました。それを現実にするために何が大切か・必要かを考えることも多くなりました。しかし今日の笠原さんのお話を聞いて、自分自身が絶対にやりたくないことをまず考えてみようと感じました。それによって今したいことが本当にしたいことなのか、それとも他にやりたいことが出てくるのか確かめてみたいです。
 やりたくないことでも我慢するのが良いと小さい頃から教えられてきたので、今日のお話のような考え方はとても新鮮で面白いと感じた。また、高校教師になって安定した職場につくのが良いのではと思っていた私には、笠原さんのように挑戦していく姿勢や考えがとてもまぶしく、格好いいと感じた。

松本 幸 さん(経済学部2年)

 笠原さんお話を聞いて印象に残ったことは多すぎましたが、その中でも最も印象の残ったことは「未来を変えるには、今(の自分)を変える」という言葉です。私の昔からの口ぐせは、将来~~になる、とかの薄っぺらい言葉でした。
 しかし笠原さんは、まず紙に書くという、自分の気持ちを忘れさせない方法を(当たり前ではありますが)教えてくださったので、やってみようと思いました。
 20歳にもなると、当たり前のことを当たり前に教えてくれる人が少なくなってきています。わからなかったら放置されるというのが当たり前の中、初心に戻れるような内容のご講義をありがとうございました。

大矢 萌々華 さん(国際観光学部3年)

 一番印象に残っているのは「常に好奇心を持つ」という言葉です。とても響きました。この間高校の時の友達に1年振りに会ったのですが、社会人になる、あるいは近づくほど夢を持たず、現実的になってきているなと感じました。どんどん周りに興味を持たなくなってきているという話もしていて、自分も就活しはじめたらこのようになるのかな、と思っていました。しかし、今日笠原さんのお話を聞いて、常に好奇心を持ってやりたいことにチャレンジすることは、年齢と関係ないんだな、と感動しました。あと、私は高校2年までは周りから老けていると言われることが多かったのですが、しっかりやりたいこと・やりたくないことをその時期から考え始めて、その影響なのか今でも若いねと言われます。現実を見ることも大切ですが、夢をしっかり持ち頑張りたいと思います。
 あと、ゼミで中小企業(製造業)のインターンをするのですが、そこで話していた方も、文系の考え方がこれからの社会には必要だとお話されており、その時はあまりピンときていなかったのですが、今日のお話でその通りだなと思いました。