2018.4.20

MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)を訪問しました(経済学部三木ゼミ2年生)

 2018年4月11日(水)、経済学部の三木ゼミ2年生は東大阪市にあるMOBIO(モビオ)を訪問しました。
 MOBIOは、大阪府がクリエイション・コア東大阪に開設した、府内全域の中小ものづくり企業のための「ものづくりの総合支援拠点」です。 平成22年4月に大阪府ものづくり支援課もここに移転し、まずます充実したものづくり企業の支援を実施しています。
 三木ゼミは、グローバル人材を育成する「グローバルキャリアプロジェクトゼミ」であると同時に、民間企業出身の教員が指導するという特色を活かし、企業/行政/地域との接点をできるだけ多く持つようにしています。三木ゼミ2年生としては4年連続の訪問であり、今後課題解決型ゼミとして「ものづくり中小企業と大学生の求人求職ミスマッチ解消」「大阪のものづくり企業 海外拠点リスト」の各事業を推進していく上で必要となる、大阪の中小企業に関する基本情報を学ぶことができました。
 以下に、今回の校外学習における学生たちの「気づき」の一部を紹介します。

経済学部2年生 杉岡 舞音 さん

 東大阪市にある、ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)でお話を伺いました。そこでは、大阪のものづくり企業の歴史や中小企業のこと、MOBIOの活動内容などについてお聞きできました。その中でも印象に残った事がいくつかありました。
 初めにビジネスマッチングに携わっていることが印象に残っています。ビジネスマッチングとは企業間の橋渡しのお手伝いをすることで取引あっせん事業、B2Bネットワーク事情、ビジネスマッチング推進事業の3つがあることが学べました。
 また「大阪ものづくり優良企業賞」というものがあり、優秀な中小企業が表彰されています。その賞を獲得すると「匠」ロゴマークを使用できます。また「大阪の元気!ものづくり企業」という冊子に掲載され、その冊子は、大規模展示会などで配布されていて、パートナー企業を探している大企業等に「匠」企業の強みをアピールすることができます。このように、ビジネスマッチング実現のお手伝いをしているのがMOBIOの役割なのだと学ぶことができました。
 次に印象に残っていることは、MOBIO常設展示場です。展示場には、中小企業の最新技術・製品を展示していて、ビジネスマッチングの場として多くの人が訪れています。展示場には企業が載っている冊子や情報誌、企業に携わるたくさんの資料がありました。資料が置いてあるスペースだけでも多くのモノがありました。事業に必要な資格や、知識が掲載されていたので展示品だけでなく冊子や情報誌の重要さが分かりました。それらが、日本国内だけでなく海外にも発信されていることで活躍の場が増えていることを学べました。匠ロゴマークが付いたモノ、また「大阪製」としてのブランド認定されたロゴマークが付いたモノなど優れたモノなどが多く展示されていました。
 その中でも私が気になったモノがあります。それは、従業員の方からお聞きした株式会社オーシンが作っているIHプレートでした。オーシンでは厨房機器事業などを行っています。フライパンを使わずにプレートで調理することができ、効率が良い面からフードコートで大活躍しています。若者が良くいく某チェーン店(飲食店)でもオーシンのIHプレートが使用されていることを知ることができました。
 ビジネスマッチングをすることで、多くの企業との繋がりがあり、新しいモノが生まれていくのだと感じました。展示場だけでなく、企業についての冊子や情報誌の大切さを学ぶことができました。また、中小企業の偉大さを学ぶことができてとても勉強になりました。

経済学部2年生 松本 華歩 さん

 MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)とは、大阪府と関係機関が運営する中小企業のためのものづくりに関する支援拠点である。国内最大級の常設展示場があり、企業同士のビジネスマッチング、販路開拓、産学連携相談、知的財産活用、など幅広い支援を行っている。
 私は今回のお話を聞くまで大阪に中小企業がここまで集積していることを知らなかった。特に東大阪に集積していると聞いて、驚いた。私の祖父母が東大阪に住んでおり、幼いころから通っていたが工場が多いと感じたことはなかったからだ。気になったので自分で調べ祖父にも聞いてみると、工場密度が全国1位だった。祖父母の家周辺にも多くの中小企業や工場があった。さすが、「ものづくりの町 大阪」だと言われるだけはある。
 私は将来、商社業界に勤め、営業をしたいと思っている。商社とは輸出入貿易を業務の中心とした商業を営む会社のことである。MOBIOでは、上記にも記したようにビジネスマッチングを支援しており、国内外で多くの企業をマッチングしている。その、ビジネスマッチングの支援策の話を聞いて興味深い点があった。簡単にビジネスマッチングの流れを説明する。① 取引あっせん事業(全国の登録されている企業の中からマッチングできそうな企業を探す。マッチングさせるために、企業への訪問、DM、電話、受注能力の把握などを細かく行う)② B2Bネットワーク事業(49の金融機関と連携し、顧客企業への発注情報の提供を通じて、マッチングを行う。また、展示会での営業、金融企業からの受注可能企業の仲介も行う)③ ビジネスマッチング推進事業(発注者へのヒヤリング、受注企業の探索、知的財産の保護、契約条件の精査を行い、そこで技術課題を抱えた企業があればカバーできる企業を探し、そこでもマッチングさせる)④ ①~③の流れで条件が合う企業が見つかれば、ビジネスマッチング成功となる。
 このような流れは、貿易に置き換えても通用しうる。実際にこのように働いている人の話を聞けてものすごく自分自身のプラスになった。自分の身近に多くの中小企業があり、それを支援している団体があることをしることができた。MOBIOを訪問してとても良い体験ができた。