学生活動状況報告

活動の前半となる本中間報告では、主に入管行政の制度的変遷に関する文献調査と知識の整理を行いました。

具体的には、「出入国管理及び難民認定法(入管法)」の基本的な仕組みと、1990年代以降の在留資格制度の整備から、大きな転換点となった2019年の法改正までの流れを追いました。法務省・出入国在留管理庁の公式資料や関連文献を読み解く中で、かつては限られた枠組みだったものが、社会の労働ニーズに合わせて少しずつ変化してきたことが分かりました。過去と現在の制度を比較することで、「国としてどのように外国人を受け入れていくのか」という理念の移り変わりを確認することができたのは大きな収穫です。

また、次回の活動に向けた準備として、入管業務における「行政書士」の役割や業務範囲についても基礎知識を習得しました。行政書士は、複雑な申請手続きをサポートし、日本で暮らす外国人と行政とをつなぐ重要な架け橋となっています。

今後は最終報告に向けて、この座学で得た知識をもとに、連携先に所属する行政書士の方の引率で、東京出入国在留管理局付近への見学とヒアリングを実施する予定です。実際の申請窓口周辺の現場の空気感を見学し、実務の最前線に立つ関係者から、過去の行政との比較を含めた現状についての解説を受けます。教科書上の知識と実務の実態との接点を自らの目で確認し、最終的な報告書として統合・提出したいと考えています。

経済学部 松村ゼミ2年生一同

参加学生一覧

岡本 律希、花田 吉平、佐藤 太志、野崎 洋司、木村 有希、桝谷 彪我