2020.4.3

CM・広告作りを通じての新しいコミュニケーション能力の養成

活動テーマ:CM・広告作りを通じての新しいコミュニケーション能力の養成
産学連携先:電通


 私たち大野ゼミでは、キャリアゼミの活動として、大手広告会社・電通の「アクティブラーニング こんなのどうだろう研究所」と協力して、学生が表現力を高めるためのプログラムの開発を模索してきました。電通が試作した教育プログラムを阪南大学の学生を対象に実施し、そこで見られた問題点を改善し、電通が一般企業や外部団体に有料販売する仕組みです。
 そこで完成したメソッドをあらためて導入し、表現能力をみがき、学生たちの就職活動の実践にも備えています。毎年、東京と大阪でそれぞれ複数日にわたってクリエーティブ・ワークショップを行います。夏に東京合宿の一環として3年生を対象に、冬は2・3・4年生を対象に大阪で開催します。
どちらも第一線で活躍する現役のプロと直接コミュケーションをとれる貴重な時間です。そして年を重ねるごとに新しいワークショプの手法が蓄積されていくのです。
 さまざまな視点で物事を見ることができる力=着眼力を鍛えること、また他人は自分とは別の見方をしているということを理解、実感すること。それがゼミの大きな目的です。

学生活動状況報告

 今回、私が電通を訪れて学んだことは広告の良さ、楽しさです。
 まず、アドミュージアムという日本で唯一の広告ミュージアムでは沢山の広告があり、楽しく拝見させて頂きました。私たちが普段から見ているCMや知っているポスターの広告、昔の広告まで展示されていて、普段あまり気を入れずに見ていたCMを何度も見て考える事によって、あの言葉にはそういった意味を込めているのかと気付いたことも沢山ありました。
 ゼミ生の前に沢山の広告が並べられ、印象に残った広告とそれのどこに惹かれたのか。などを話し合って1番良い広告を決めるという模擬審査会もしました。各々自分の好きな広告をピックアップし、その広告は何を伝えたいのか、どういった点が印象に残りやすいか。を何度か話し合い多数決で決めました。最後に残った広告は3つほどありましたが、結果は1つに絞ることができました。
 話し合いで各々の意見を聞いている時、こんな考え方もあるのか。そういった目線から考えることもできるのか。ととても勉強になりました。電通では楽しく広告の良さを学べたなと感じました。

国際コミュニケーション学部 内田 友花

参加学生一覧

浅井 琳風、足立 美加、内田 友花、鎌田 莉奈、堺谷 直人、杉村 茉耶、田村 七郁、寺山 和哉、橋本 祐貴、濱口 大空、松浦 奈央、溝 このみ、森田 七海、森本 菜々香、吉谷 夏穂、吉村 拓真、若生 優毅

ゼミ集合写真