日本にフレキシブルワークを導入するには

木田・小倉・大嶋・木原・山本・門脇・水口・澤田

目次

1.日本のフレキシブルワーク導入の現状
  • どんな企業にどのように導入されているのか
  • 導入されていない業界や業種などについて
    2.海外の導入国の現状
  • それぞれの国のフレキシブルワークの特徴
  • 導入されていない企業の傾向
    3.日本と海外の比較
  • 問題点や課題の発見
  • 解決案の提案
  • フレキシブルワークに向かない二つの業界で理想の会社を設立
  • 調査しようと思ったきっかけ

     私たち三回生は二年後に就職しますが、その際にはできるだけ良い環境で働きたいと考えています。労働環境について調べてみると、海外ではフレキシブルワークが本格的に導入されているケースが多いことに気付きました。日本ではまだあまり聞き覚えのない言葉です。
     なぜ日本の多くの企業で導入されていないのか、その問題点を挙げ、どう改善すればフレキシブルワークを導入できるのか、各国と比べながらパワーポイントにまとめました。

    考察

     今回の目的は、フレキシブルワークについて調査し、どのような制度を取り入れれば日本の労働環境を変化させられるのかについて考え、理想的な会社について考えることにありました。 そこでまず、私たちは広告業界と教育業界に絞って日本の課題について調査をしてみました。
     その結果、広告業界の課題は勤務時間の柔軟性がない点などが問題として挙げられ、教育業界の課題は労働に見合った賃金ではないため、正規職員が少ない点などが挙げられました。
     広告業界の課題を改善するには、フレックスタイム制の導入で自分の好きな時間に作業が行える日を設ける、あるいは会議の時間を短縮化するなどが必要であると考えます。次に教育業界の課題を改善するには、有給取得のための環境づくりや部活動の指導者を外部委託することで改善されるのではないかと考えます。これらを改善した理想的な会社では、労働時間を大幅に短縮することができることがわかりました。

    教員のコメント

    三回生ゼミの取り組みについて

    国際コミュニケーション学部 賀川 真理

     賀川ゼミ三回生は、前期の「専門演習1」の時間に二つのテーマ「世界の幸福度ランキング」と「フレキシブルワーク—誰もが働きやすい職場環境—」を設定し、二グループに分かれて研究を進めてきました。
     これらのテーマは、他国との比較を前提に学生たちが個々持ち寄った課題の中から学生たち自ら決めたものです。2022年度の前期ゼミは15回すべてを対面で行うことにしていますが、振り返れば両テーマは、2020年度に入学した現三回生が新型コロナウイルスの感染拡大という事態を乗り越え、ようやくこの当たり前の環境で大学生活を送れるようになったこの時期にふさわしいテーマであると考えます。
     それぞれのグループでの話し合い、調査、プレゼンテーションの準備、中間報告と質疑応答、修正、最終報告、大学ホームページ用の原稿作成と、学生たちはゼミの終了時間を忘れるほど熱心に取り組んでいました。今回は、その成果を報告させて頂きます。
     なお、「世界の幸福度ランキング」に取り組んだグループが出した結論のうち、私たちは互いをよく知ることが必要であることを改めて認識し、現在はあらためて各自がパワーポイントで個性的な自己紹介を自発的に作成し、少しずつゼミの時間内で紹介しはじめています。今後もこうした活動を取り入れ、ゼミにおける「幸福度」のアップを目指します。