【インターン参加記2】韓国観光公社のインターンに参加しました

4回生 天野智美

 私は韓国観光公社のインターンとして様々なイベントに参加しました。JR大阪駅構内で開催された、奈良国際旅行事務局主催の奈良国際トラベルフェアは、中国やフィリピンなど世界各国や、日本各地都道府県の観光PR、そして世界の伝統民族衣装のファッションショーや熊本県の人気ご当地キャラクターくまモンのステージが同時に行われ、大賑わいでした。その中で私は、駐大阪韓国文化院と共同運営で韓国PRブースを担当し、韓国の観光PRや韓国観光に関する質問への対応、来場客への韓国観光、文化PR資料の配布を行いました。そこで感じたのは、以前に比べて韓国観光に対する関心が強まっていることです。来場客の中でも韓国旅行のリピーターの方が数多くいました。しかし、韓国に行ったことがない方が韓国観光について尋ねてくる方も多く、韓国の観光情報がまだ浸透していないことに気づきました。訪日外国人観光客数が増える中、出国日本人観光客の数が減っているので、日本人観光客に向けた海外旅行の宣伝や広報に、より力を入れる必要があると感じました。

 インテックス大阪で開催された韓国優秀商品展は、韓国中小企業の海外輸出を支援している大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の主催で開催されました。日本の専門企業の審査委員団が厳選した韓国企業が105社出展し、部品素材や消費財などの商品の展示や日本企業との商談会が行われました。同時に韓流イベントとして韓国人気エンターテインメントチャンネルのMnetブースを設け、K-POPアーティストや人気俳優の直筆サイン展示やミニライブ、トークショーなども開催され、多くの韓流ファンが集まりました。その中で私は、韓国観光公社ブースを担当し、2015年に世界遺産に認定された百済歴史文化地区の写真パネルの展示や広報物の配布、質問の対応などを行いました。質問の内容としては、「出張で韓国にはいくけど、自由時間に回る観光地がわからないので教えて欲しい」や「韓国には何回も行っているので伝統家屋などで宿泊してみたい」などでした。そして韓国の企業の方とお話をする機会があったのですが、そこで日本企業と韓国企業の違いなどを教えていただきました。今回韓国観光公社や韓国関連会社の取り組みを実際に体験しながら知ることができたので、その経験を元に、他の韓国関連会社の業界研究もしながら就職活動に生かそうと思います。
*この報告は、阪南大学【実学志向型総合的キャリアシステムの構築】事業の2016年度キャリアゼミ支援事業「日本の若者に韓国文化をどのように広報できるか (CHOゼミ)」活動の活動報告の一部です。