【留学便り13】韓国語の上達を実感して

国際コミュニケーション学部 奥野奏音(3回生)

 大邱大学に留学してもう11ヶ月が経ちます。留学に来る前よりは、リスニングや話すことができるようになり、韓国語が上達したと感じています。授業は、標準語でして下さるのですが、学校外に出ると、大邱では方言があるため、たまに聞き取りにくい場合もあります。特に、おじさんやおばさんは、方言が強いです。しかし、標準語と方言の違いなどが分かるので聞いていてとてもおもしろいです。

韓国語の上達

 私は、初めは、1.5級の初級から始めましたが今では4.5級の中級まで上がることができました。大邱大学の留学生は、主に、中国・モンゴル・ベトナム人が多いのですが、私のクラスでは、日本6人、中国4人、台湾2人、ベトナム1人、ロシア1人、カザフスタン1人、計15人で一緒に勉強しています。授業は、基本的には、教科書を使って文法や単語、リスニングを勉強しています。たまに、韓国語で文章を書く練習もしています。また、初級の時よりは、みんな韓国語が上達しているため、話したいことが話せるようになり、各国の様々な文化や制度、経済、考え方、個人の意見を交換し合うなど、日本と韓国以外の国についてのいろんなことが知れるとともに、視野も広がって楽しく勉強しています。授業で韓国のお正月について学んだ時は、ユンノリという韓国の伝統的な遊びをしたり、正月に食べるトックという料理を食べたりしました。区切りの授業最後の日には、お菓子パーティーをしたりしました。

留学生の日の行事と韓国文化に触れて

 大邱大学では、授業だけでなく、プチ旅行・市内ツアー・留学生の日・韓国の文化(映画・音楽・遊び)に触れるなどの様々な行事が用意されています。今回のプチ旅行は、ヨンジュとムンギョンという所に行ってきました。ヨンジュでは、儒教が有名でお寺に行き、その後、リンゴ狩りをしました。ムンギョンでは、陶器が有名なので陶器博物館に行き、実際に陶器作りを体験しました。この旅行を通して、普段体験できないことを無料でできたので、とてもいい経験になり楽しかったです。
 また、大邱大学には、留学生の日というものがあります。これは、留学生がスピーチをしたり、グループを作って得意なことを披露したりするというものです。そして、学際では、最近人気のあるEXIDが来て学校が盛り上がりました。

韓国留学の日常生活

 学校以外の時間は、主に、市内に行きショッピングや映画、おいしいものを食べ、クラブやカラオケ、宿舎でチキンやサムギョプサルを配達してもらうなど、友達と楽しく過ごしています。それから、クリスマスにはイルミネーションを見に行きました。
 何日間か学校が休みだった時は、ソウルやクァンジュ、チョンジュという所に行きました。ソウルとクァンジュでは、コンサートを見に行きました。チョンジュでは、韓国の伝統服であるハンボクを着ながら観光をしました。とても楽しかったです。
 また、韓国では、車の免許が簡単に取れると聞いたので取りに行きました。教えてくれるおじさんは、方言が強く聞き取りにくかったですが、無事習得することができました。
 残り僅かな留学生活を楽しみ、より韓国語が上達できるように、様々なことに挑戦し視野を広げ、いろんな事を吸収したいです。
*この報告は、阪南大学【実学志向型総合的キャリアシステムの構築】事業の2015年度キャリアゼミ支援事業「共に歩むための他者理解 (CHOゼミ)」活動の活動報告の一部です。