韓国文化院でのチマチョゴリ試着体験しました

 私たちCHOゼミでは、隣国である韓国をより深く理解するために大阪市北区中崎にある駐大阪韓国総領事館韓国文化院を訪問しました。韓国の伝統服であるチマチョゴリの試着体験ができました。その体験は新たな発見と隣国としての親近感を覚えることができました。ここでは、それを報告いたします。

 *この報告は、阪南大学【実学志向型総合的キャリアシステムの構築】事業の2015年度キャリアゼミ支援事業
  「共に歩むための他者理解 (CHOゼミ)」活動の「韓国文化院と異文化交流」活動報告の一部です。

韓国文化院への訪問

 韓国文化院で主催する「訪ねていく文化」というプログラムがあり、1年生のときの「異文化理解入門」の授業で、そのプログラムを体験させていただきました。その時の体験で、韓国文化への興味がわきました。それで、今回は、自ら韓国や韓国文化に関してもっと知りたいと思い、「韓国文化院見学」を申請しました。韓国文化院に出向き、韓国文化院の活動についてのお話をしていただいて、その後、韓国を紹介するDVDを見ました。そのDVDの内容は歴史を辿りながら現在に至るまでの韓国の文化を簡単に勉強できる内容でした。

韓国のキャラクター:ポンポン ポロロ

このキャラクターは韓国の子供たちの大統領として大人気です。日本でアンパンマンが人気であるように、韓国ではポロロが人気です。韓国現地のテレビでも実際に放送されているだけでなく、日本の子供向け番組でも放送されていました。このようにキャラクターを通してでも日本と韓国との間では文化交流があることを知りました。

伝統楽器と伝統遊びの体験

 チャンゴと呼ばれている韓国の伝統楽器に触れました。日本の太鼓よりも重量が軽くて、私たち女性でも扱いやすく運びやすいものでした。太鼓のつくり的には叩く面が柔らかく、一歩間違うと破れてしまう恐れがありました。

 韓国の伝統遊具で遊び体験もできました。写真のものは、ユンノリというものです。4本の棒を投げて出てきた表裏の数でコマを進めます。全部で4頭の馬が先にゴールに到達する側が勝ちである遊びです。日本の双六のような遊びでした。韓国では、お盆(チュソク)やお正月に家族や親戚が集まって、このユンノリの遊びを楽しむとのことでした。人数が多くても、2チームに分けて遊べるので,町対抗などで大勢の人が参加できる遊びのようです。

K-POPカバーダンスコンテストの映像

 K-POPに関しては、あまり詳しくなかったので、関西でこのようなコンテストが行われているのを初めて知りました。K-POPが好きな人や憧れている人や小学生など、小さな子供から大人まで、幅広い年代の人がコンテストに参加していて驚きました。また、そのダンスのクオリティも高く、個性に溢れていました。K-POPを通して韓国文化に親密感を持つようになったら、少しは友好的な交流ができるような気がしました。

韓国民族衣装チマチョゴリ試着

韓国の伝統衣装であるチマチョゴリを試着することができました。 韓国の人々はしょっちゅうチマチョゴリを着ていて民族意識が強いのかと思いました。しかし、特別な行事ごとくらいにしか着ない、民族衣装だと知ることができました。色が鮮やかで、スカートの幅が広く優雅に感じました。意外と着方も簡単で、座り心地も楽に感じました。
  • チマチョゴリ試着体験

私たちは韓国文化院を訪れて、自ら異文化に触れることができました。直接体験することで、より興味が沸いてきました。韓国文化に関する理解が深まる機会となりました。

この記事はチョゼミ3回生
天野智美・貴志涼加・高有由佳・中村愛・橋山茉依・綿谷彩 による共同制作です。