学生報告:わんぱく相撲まつばら場所に参加

小嶋 大輝(流通学部3年生)          ※写真提供:松原市

 5月下旬に、大学が位置する松原市で開催された2つの行事にボランティアスタッフとして参加しました。まずは、5月22日(日)に松原市役所で開催された市民フェスティバルのわんぱく相撲を手伝いました。

 8時に松原市役所に集まった時点で既に本格的な土俵が用意されており、集まってくる子供たちも盛り上がっていました。その他にも会場には市の花であるバラがたくさん咲いていて大変華やかな雰囲気の中で開催の準備が進められていきました。

 開会式では松原市長から集まった約100名の小学生に向けて夢の大切さが伝えられました。私自身、すごく共感することもあり、改めて夢や目標を持つことの大切さを認識することができました。その後、2人の子供が元気いっぱいに開会を宣言し、わんぱく相撲がスタートしました。

 私たち学生スタッフは、大人数の子供の誘導や怪我した子供のサポートなどを担当しました。はじめは、予想以上の参加人数で戸惑いましたが、人懐っこい子供たちが多かったのですぐに打ち解けることができました。このような経験は、こうやって現場に自ら足を運ばないとできないことですので、すごく良い機会になりました。それと共に、改めて自分は子供が好きだということを感じました。

 昼には、私が部長を務めているダンス部がパフォーマンスをさせて頂き、踊り終わった後には、子供たちが「さっき、踊ってた人やー」と声をかけてくれて、さらにコミュニケーションが取り易くなりました。

 相撲では勝った子供が喜んでお母さんのところに戻ったり、中には負けてなく子供や、その子供を励ます子供がいたり、子供たちの色々な一面を見ることができました。子供たちは、相撲のような勝負事を通して純粋な嬉しい気持ちや悔しい気持ち、人への思いやりなどを学んでいくのだなと思いました。

 このイベントには私たちの他にも、たくさんの大人や松原市の高校生などが集まっており、市にとって非常に大事なイベントであることを身を持って感じました。イベントを企画する人がいるからこそ、参加できる人がいて、参加できる人がいるからこそ、企画する人が頑張れるのだと思います。そういった取り組みによって地域に一体感が生まれていくことから、今回のようなイベントは地域の人たちにとって非常に貴重な機会であることがわかりました。その他にも、人の温かさや優しさ、子供の純粋さと元気に触れることができました。

(次記事「学生報告:松原市の小学生を対象とした体力測定に参加」に続く)

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