2回生森下ゼミは、とにもかくにも数多くのビジネスパーソンに出会い、「現場」で実務を通したマーケティング戦略及び実践論を学び、それらを年間テーマの「大丸梅田店への売場改装提案」に有機的につなげるSTORY。
 今回は「大阪観光ツアーの名所」にもなっている「包丁専門店 タワーナイブズ 大阪」にお邪魔して、ビヨンさんのSTORYを興味深く伺った。
 売ると売れるの違い、今後のリアル店舗の存在価値、スタッフさんのコミュニケーション能力の威力、マーケティングとは顧客の課題解決+信頼に基づく他者への推奨・・・すなわち「ねずみ講方式」の破壊力!(これは私が手掛けていたタカラヅカと全く同じなのである!)。
 ゼミ生のコメントにある通り、やはり現場で実践を交えて学習すると深度が違う。この積み重ねで今年度も大丸梅田店さんを「あっ!」と言わせよう。


ゼミ生のコメント

 ビヨンさんの話を聞いて、顧客と相対したその場で課題解決をすることがすごく大事なことだと思い、今回の講義の最も重要なキーワードだと考えました。
昔は包丁の単価が8,000円ぐらいだったのが今では2万円になったというのがすごく驚きでした。
 最初は、顧客がなぜそこまで日用品である包丁にお金をかけるのか謎だったのが、実際にビヨンさんや他のスタッフの方の話を聞いたり、包丁を使って実際に体験してみると私も良い包丁を買いたくなりました。
 実際にお店を訪れて、疑問だったり使う用途を聞いてもらったりして自分に合った包丁を選んで買ってみたり、プレゼントとして選ぶのも凄くいいなと思いました。これがビヨンさん流マーケティングなのかなと感じることが出来ました。
沢山の種類の包丁があって、これはどういう場面で使うのかとか疑問に思ったことを全てスタッフの方に聞いたら、完璧にその包丁の良さやどういう場面に使うなどを教えてくれて、ビヨンさんが伝えたい包丁の良さなどがスタッフの方に繋がれてお客さんにも伝えられているのかなと思いました。
 スタッフの方も「最近やっと包丁に愛着湧くようになって、この包丁がお気に入りなんです」と話をしてくださって包丁に対しての愛も感じました。凄く楽しかったです。
川内 美優