2021.10.18

「ニューオーサカホテル心斎橋」にてサービスビジネスの現場を学習しました【森下ゼミ4期生(2回生)】

 緊急事態宣言が解除され、街に活気が戻り、ビジネスも正常化に向けて一歩踏み出したこのタイミングで、コロナ禍によって大きな悪影響を受けているホテル業界の現状分析並びにアフター・コロナに向けてのサービス・マネジメントの方向性等をヒアリングすべく、森下ゼミ4期生(2回生)がニューオーサカホテル心斎橋にてフィールドワークを実施しました。
 長島・宿泊担当支配人に館内をご案内頂いた後、福地・営業担当支配人にも参加いただいて、学生からの様々な質問、疑問に丁寧にお答えいただきました。
 特に「レベニューマネジメント」実務の詳細や、ビジネスホテルであるにもかかわらず、地階に奇抜なデザイン、本格的な音響システムを備えた宴会場を設け、地元利用のリピーター確保に取り組み、大きな成果を上げていることを、その「現場」でゼミ生たちは体感しました。
 ゼミ生には、アフター・コロナの時代におけるサービスビジネスの課題が浮かび上がったようで、有意義なフィールドワークになりました。

学生の声

細山田 希乃花

 ビジネスホテルにバンケットがあること自体珍しいが、それにより若い私たちが結婚式の二次会などで使い、ニューオーサカホテルを知ることができ、新規顧客獲得につながるのでとてもいいと感じた。  
 ホテル業界は価格競争が激しいため日によって値段を変動させている。稼働率やライバルの動向に合わせて、土曜日は値段を高くしたり月曜日は安くしたりしている。
 従って、特徴あるバンケットのように、価格以外のところでどのように差別化するか、リピーターを得るかを考えていて、「洞察力」がとても必要だと感じた。
 他にも、全部の部屋の壁紙が違い、女性専用フロアもあるため、リピーターを多く獲得でき、ファンビジネスができているなと感じた。