2022年5月21日(土)にUR都市再生機構主催で大阪府茨木市彩都地区にて開催された「ニッポンうまいものミニマルシェ」のイベントにダンス部が参加し、参加した部員の感想をご紹介します。

1年 古澤進之介

私は内気な性格で何事にも興味を持たない人であった。私は日頃、なにか選択を迫られた際にチャレンジすることがなく自分に自信を持てずに選択できずにいた。例えば、レストランに行った時もメニューを決めることができずに結局は友人と同じ商品を注文したり。同じ映画を何度も観たりと優柔不断であった。私が最後に自分で決めて何か行動したのはいつだっただろうか。
そして大学生になった私はこれではダメだと思い、苦手であったダンスにチャレンジすること決めた。しかし、このチャレンジはそう簡単ではなかった。周りの人はダンス経験者が多く、運動能力の差を見せつけられた。5月21日に発表会があると聞いた時には絶望さえしていた。そこで経験者との差を埋めるべく家で1人、練習したりダンス経験者である友人からアドバイスをもらったりと自分でできる最大限の努力をした。
そして迎えた5月21日の「ニッポンうまいものミニマルシェin彩都」では多くの観客者が地元出展ブースや展示コーナーなどに足を運んでおり、会場は賑わっていた。一緒にダンスを踊るメンバーは楽しそうに歩いている中、緊張して頭が真っ白になっている自分がいた。そこにダンスを教えていただいたコーチが「これまでやってきた努力を出すだけだよ。頑張って。」と激励の言葉をくれた。以前のチャレンジ精神が皆無な私ならここの会場にはいないだろう。家で寝たり、友人と遊んだりしていただろう。
いよいよチアリーディング部の発表が終わりダンスの発表が始まるとそれまでの緊張が楽しさに変わり、一瞬の出来事で最後にメンバーを見ると全員が笑顔で楽しそうにしており私自身も心拍数が上昇し高揚していた。
このダンスの発表の経験を経て私は、チームで協力することの重要性や何かを成し遂げた達成感、刺激的な感情を知ることができた。いままでの内気でなにも挑戦しない優柔不断な生活より、刺激的な生活の方が人生楽しいと思えた。これからも多くの大学行事や部活動の取り組みがある。積極的にダンスの発表の経験を今後に活かしていきたいと思う。
  • ※撮影時のみ、マスクを外しています。