活動の目的及び取り組む課題
大学で勉強したコンピュータに関する技術を社会に役立てるための活動を行う。大きく3つの活動に分けられる。(1)業務アプリの開発と運用、(2)ITビジネスプランコンテストへの応募、(3)学生ヘルプデスクの発足である。これらの活動は、学生が社会に貢献できる機会をもち、かつ、即戦力となるシステムエンジニアの技術と能力、カスタマーエンジニアの技術と能力を培うことが期待できる。さらに、IT技術を用いた新商品・サービス企画や提案ができる人材の育成を目指す。
また、社会への貢献が前提であるので、社会とのかかわり、相手企業とのコミュニケーションなどの社会人としての基礎力の育成も目的のひとつとなる。
また、社会への貢献が前提であるので、社会とのかかわり、相手企業とのコミュニケーションなどの社会人としての基礎力の育成も目的のひとつとなる。
活動内容
(1)小規模企業向け業務アプリ開発とその運用
① レストラン予約システム
本システムは2015年度より稼働し、現在も北新地店で予約システムとして運用している。北新地店のオーナー要望により機能の変更、バグ改修などを実施した。同時に三宮店の予約システムを同時に開発し、現在、本番稼働できる状態となった。
② 不動産検索アプリシステム
本システムは昨年度より引き続き開発が継続された。新しい機能として、部屋の写真のみを掲載するのではなく、全方位カメラを利用してスマホの角度や位置によって部屋の様子が参照できるVR機能を搭載した。さらに、詳細な機能追加、機能修正、Webページのデザインなどを変更した。すでに本番稼働状態となった。
③ スターフードジャパンシステム
インバウンド向けのネットショップシステムの構築依頼をうけた。本システムは海外旅行者向けの通販サイトであり、DutyFreeショップのようにネット予約した商品を空港で受け取れるシステムである。システム提案書にてシステム提案をした段階である。
(2)ITビジネスプランコンテスト
日刊工業新聞社主催のキャンパスベンチャーグランプリ2017のテクノロジー部門に「逆引き総菜アプリ」のタイトルで応募し、奨励賞を受賞した。本プランはスーパーなどで販売される総菜に着目し、総菜の材料の原産地などをスマホカメラひとつで表示させるスマホアプリを販売するプランである。GoogleMapの位置情報から来店している店舗名を特定する機能、Googleの画像検索を利用して、総菜の写真を撮影して、その総菜や食品の名称を求める機能、さらに原材料を入力するDBやネット上の口コミ情報を収集する機能を有する。現実性の高いプランで高く評価された。
(3)業界セミナーの実施
(株)CIJネクストの人事担当とシステム開発部門の部長により、「プロジェクトはなぜ遅れるのか」とタイトルにて、2時間のセミナーを実施した。本セミナーは花川ゼミ主催であり、企画計画はもとより、当日運営やアンケートなどをすべて実施した。
① レストラン予約システム
本システムは2015年度より稼働し、現在も北新地店で予約システムとして運用している。北新地店のオーナー要望により機能の変更、バグ改修などを実施した。同時に三宮店の予約システムを同時に開発し、現在、本番稼働できる状態となった。
② 不動産検索アプリシステム
本システムは昨年度より引き続き開発が継続された。新しい機能として、部屋の写真のみを掲載するのではなく、全方位カメラを利用してスマホの角度や位置によって部屋の様子が参照できるVR機能を搭載した。さらに、詳細な機能追加、機能修正、Webページのデザインなどを変更した。すでに本番稼働状態となった。
③ スターフードジャパンシステム
インバウンド向けのネットショップシステムの構築依頼をうけた。本システムは海外旅行者向けの通販サイトであり、DutyFreeショップのようにネット予約した商品を空港で受け取れるシステムである。システム提案書にてシステム提案をした段階である。
(2)ITビジネスプランコンテスト
日刊工業新聞社主催のキャンパスベンチャーグランプリ2017のテクノロジー部門に「逆引き総菜アプリ」のタイトルで応募し、奨励賞を受賞した。本プランはスーパーなどで販売される総菜に着目し、総菜の材料の原産地などをスマホカメラひとつで表示させるスマホアプリを販売するプランである。GoogleMapの位置情報から来店している店舗名を特定する機能、Googleの画像検索を利用して、総菜の写真を撮影して、その総菜や食品の名称を求める機能、さらに原材料を入力するDBやネット上の口コミ情報を収集する機能を有する。現実性の高いプランで高く評価された。
(3)業界セミナーの実施
(株)CIJネクストの人事担当とシステム開発部門の部長により、「プロジェクトはなぜ遅れるのか」とタイトルにて、2時間のセミナーを実施した。本セミナーは花川ゼミ主催であり、企画計画はもとより、当日運営やアンケートなどをすべて実施した。
代表学生の感想
業務アプリを担当すると、システム開発のプログラミングの難しさよりも、顧客の要望を把握することの難しさを実感した。また、電話連絡やメールなどで意思疎通をすることの難しさ、さらにこちらの希望を正確に丁寧に失礼のないように伝える難しさを実感することができた。これらはひとことで「コミュニケーション能力」と表現されるが、ひとことでは表せないほど、多くのことを含む能力であることがよくわかった。さらに、チーム内の進捗把握やプロジェクトはうまく進まない時の支援の要請の仕方なども多く勉強になった。システム開発技術はもちろん、そのほかの多くのことを学ぶことができた。
また、学生主催の業界セミナーの実施においても、企業の講師の方とのコミュニケーションやそれぞれの準備において、チームで活動することの重要性を学ぶことができた。
また、学生主催の業界セミナーの実施においても、企業の講師の方とのコミュニケーションやそれぞれの準備において、チームで活動することの重要性を学ぶことができた。
経営情報学部 3年生 高林 祐樹
参加学生一覧
田村 健、安野 辰哉、池田 竜也、芥子 晶彦、高岡 亮太、高林 祐樹、竹島 遼、武田 全史、辻野 翔、山本 あかね、阿部 賢吾、池田 光一、菊地 将太、坂田 圭駿、堰 敬太郎、天満 昴稀、土井 彬、福田 一樹、細見 勇綺、松井 虹輝、三浦 稜太、美馬 隆太郎、吉永 龍太郎