キャリゼミ2016中間報告 国際コミュニケーション学部 CHOゼミ 2・4年生

活動の目的及び取り組む課題

Ⅰ近年の政治情勢により、日韓間の異文化理解や異文化交流は少し冷え込んでいる。若者の間で近隣国である韓国や韓国文化への関心が薄れており、ヘイトスピーチや嫌韓行動に対して無関心になりつつある。しかしながら、この世代の一部の若者達は、日韓ワールドカップ以降、韓国ドラマやK-POPなど韓流ブーム時代に思春期を過ごしており、昨今の冷え込んだ日韓関係に心を痛めている。
 時代が変わっても日韓が隣国である状況は変わらないし、自分たちが思春期に惚れ込んでいた韓国文化について、周りを気にせず好きでいたい、むしろ無関心な人々に韓国文化を広報したいと思えるようになった。
 隣国が互いに理解し合いながら共存することは、未来志向的に大変重要なことでもある。互いに更なる異文化交流や異文化理解を深めるためには、どのような努力が必要であるのか。日本の若者達に韓国文化をどのように広報し、互いの理解を深める架け橋になってもらえるかというのが活動目的であり、課題である。

Ⅱタイ王国文化の理解と日本の若者へのタイ文化の広報(タイ王国大阪総領事館)
 近年、アジアの発展が著しく、アジアへの興味が高まっている。特に,微笑みの国タイ王国への関心度は非常に高く,旅行者が増えている。しかしながら、タイ王国への理解やタイ文化への理解度は著しく低、,それが意図せぬ不快感やトラブルの種になる場合がある。日本の若者たちにタイ王国文化への理解を促し、タイ王国文化をどのように広報できるかがこの活動の目的である。

活動内容

①関西圏内での韓国文化発信地である駐大阪韓国文化院を訪問し、自ら韓国文化を体験・理解する。
②大阪韓国文化院関係者と来校日程の調整や韓国文化紹介の内容を調整する。
③阪南大学国際コミュニケーション学部の学生に、異文化理解と体験の一環として韓国文化を紹介と直接体験会を行う。
④タイ王国領事館関係者と阪南大学での韓国文化紹介の日程や内容を調整する。
⑤阪南大学国際コミュニケーション学部の学生に、異文化理解と体験の一環としてタイ王国の文化を紹介し、タイ王国の伝統舞踊を観覧する。
⑥韓国文化の体験や紹介とタイ文化の体験や紹介に関する活動報告会をする。
⑦韓国の音楽文化と日本の音楽文化を比較調査し、韓国文化への理解を深める。
⑧対人関係や恋愛観、結婚観に対して日韓比較研究を行う。
⑨日韓比較文化の調査に関する報告会を持つ。

【中間報告】代表学生から活動状況

韓国文化院を訪問し、伝統衣装の韓服を試着したり旧正月の時に食べるお餅をいただいたり、旧正月の過ごし方や伝統遊戯の遊びを実際に体験学習をしました。また,駐タイ王国領事館主催のタイ・フェスティバルに参加し、タイ舞踊やタイ料理の飲食を体験することが出来ました。
 CHOゼミでは、異文化の直接体験することに留まらず、日本の若者にその異文化を伝える活動をしています。その一貫として、阪南大学に駐大阪韓国文化院と駐大阪タイ領事館の方々をお招きし、 阪南大学の学生約200人にむけて、各国の文化に関する講演や伝統楽器の体験や伝統舞踊の披露などの講演会を開催しました。受講した学生達は異文化をより身近に感じることができ、異文化理解を深めることが出来ました。
 私たちが住んでいる大阪は、観光やビジネスで多くの外国人が訪れるので、異文化人と触れ合う機会が多いように感じます。多様な異文化や異なった価値観に触れることで、自文化への興味が沸いたり、自らを再発見したりすることができ、共に生きるすべを考えるきっかけとなりました。

国際コミュニケーション学部 2年生 河合 友紀

参加学生一覧

天野 智美、奥井 悠香、奥野 奏音、加藤 紗希、亀川 桂子、貴志 涼加、高有 由佳、近本 綾香、中村 愛、橋山 茉依、綿谷 彩、池田 梨奈、小田 夏羽、角井 優、勝矢 優香、鎌田 吉美、下家 千春、小林 舞弥、下園 穂乃花、武田 博美、仲田 葵、野口 安佳里、野中 千穂、牧 未来、水田 樹菜、箕浦 実紗、矢野 未菜美、吉田 宗馬、若狭 美咲、有井 康陽、石倉 果歩、上原 茉里奈、宇佐美 彩夏、裏野 秋穂、上村 真里奈、河合 友紀、小関 遥奈、田中 芙実、谷畠 嵩、中本 綾香、森谷 友哉

連携団体担当者からのコメント

駐大阪韓国文化院 院長 朴 英恵氏

  国際コミュニケーションを専攻される皆さまにとって、最も大切なことは「他国の文化に関心を持ち理解を深める」ということではないでしょうか。
 CHOゼミの皆さんは、毎年、大阪韓国文化院の施設を訪問になり、様々な韓国文化を体験し多くのことを学ばれ、韓国文化への深い関心と理解を通して豊かな国際感覚を育んでいます。
 また、韓国文化院が伝統芸術公演団とともに阪南大学を訪問し、学生の前で韓国文化を紹介する機会を毎年頂いております。ご覧いただいた皆さんにとっては、日本にいながら韓国の文化に触れることができる貴重な時間であり、文化院にとっても次世代を担う若い方々の趣向や考え方を知ることのできる機会となり、お互いにとって非常に意義のある行事になっています。
 今後も韓国文化院の活動が、阪南大学の皆さんに、韓国の文化をはじめ世界の文化を理解することに役立つことを期待しておりますと同時に、将来、皆さんが国際的な舞台で活躍されることを願っております。

活動日程

2017年1月〜4月
駐大阪韓国文化院を訪問し,自ら韓国文化を体験・理解する。
駐大阪韓国文化院関係者と来校日程や韓国文化紹介の内容を調整する。
駐大阪韓国文化院関係者の来校に向けて,活動の事前打ち合わせ
駐大阪韓国文化院関係者の来校により,国際コミュニケーション学部1年生に,異文化理解と体験の一環として韓国文化を紹介する。

2016年4月〜5月
タイ王国駐大阪領事館関係者と来校日程やタイ文化紹介の内容を調整する。
「第14回 タイ・フェスティバル2016大阪@大阪城公園」に参加し,タイ文化の体験やタイ料理の試食を体験する。

2016年6月
タイ王国駐大阪領事館の関係者の来校に向けて,活動の事前打ち合わせ
阪南大学国際コミュニケーション学部の学生に,異文化理解と体験の一環としてタイ王国文化を紹介する。

2016年7月
韓国文化紹介活動やタイ文化紹介活動の中間報告を行う

2016年8月〜12月
韓国にて韓国文化を体験し,日韓比較文化を調査する。
K-POPとJ-POPを比較し,歌詞に現れた日韓文化差に関する調査を行う。

2016年4月〜12月
日韓の対人関係や恋愛観,結婚観に対して調査する。

2016年12月
韓国文化やタイ王国文化など異文化紹介活動に関する報告会を持つ。

2017年1月
日韓比較文化の調査に関する報告会を持つ。
K-POPとJ-POPを比較調査し,「日韓の歌謡曲の歌詞に現れた文化差に関する研究」の調査結果を報告する。
「日韓の若者の結婚観に関する文化差」の比較研究調査結果を報告する。

2017年1月
駐大阪韓国文化院にて韓国文化体験

関連ページ