12月に入り、現地でも冬の気配が濃くなってきました。
本学の学生たちからは、季節を感じさせる写真とともに、留学先での学びや挑戦を綴ったレポートが届いています。
留学生活も終盤に差し掛かり、慣れの出やすい時期ではありますが、学生たちはそれぞれが課題と向き合い、成長を続けるための工夫を重ねている様子がうかがえます。
その日々の取り組みや気づきが詰まった最新レポートをご紹介します。

経済学部　　３年　井上 正太郎

派遣先：カナダ・ビクトリア大学

　In November, I watched a hockey game between Victoria and Toronto in Canada.
Since local teams in Japan are not usually very popular, I was surprised by how many people attended. I felt that Canadians enjoy sports more actively. Even my school’s basketball team is supported by many people, which made me realize the cultural differences in how local sports are appreciated.
I also experienced Halloween for the first time. Many people were celebrating and having fun, and I felt that Canadians value seasonal events more than Japanese people.
My English has improved a lot, and I can speak quite well now. However, there is still much I don’t know, so I want to continue learning.

国際学部国際コミュニケーション学科　　２年　田中 明希

派遣先：ニュージーランド・オタゴ大学

　ニュージーランドに留学して3ヶ月が経ち、時間の早さを実感しています。クラス替えで新しい生徒が加わり授業のレベルも上がったことで、英語学習にやりがいを感じられるようになりました。10月から新しいホームステイ先に移り、ルームメイト2人との共同生活に最初は慣れなかったものの、現在は良い関係を築けています。誕生日にはホストファミリーからケーキとプレゼントをもらい、とても嬉しく温かい気持ちになりました。残り3ヶ月の留学生活が短く感じて寂しさもありますが、引き続き充実した時間にしたいと考えています。
               
 

国際学部国際コミュニケーション学科　　２年　長山 千那

派遣先：ニュージーランド・オタゴ大学

　留学して3ヶ月が経ち、ニュージーランドは夏に向けて暖かくなり街はクリスマス一色です。10月には初めてのホリデーがあり、3泊4日でオークランドを訪れました。物価は時期で大きく変わるため、安い時期の旅行がおすすめです。人々もフレンドリーで多くの観光が楽しめました。最近は生活に慣れ学校と家の往復になりがちだったため、徒歩通学や新しい店に行くなど変化をつくるよう心がけています。語学力も向上し、リスニングやよく使われるフレーズが自然と出るようになりました。留学生活も後半に入り、残りの時間を有意義に過ごしたいと考えています。

国際観光学部　　３年　福本 一紗葉

派遣先：ニュージーランド・オタゴ大学

　留学期間の半分以上が過ぎたものの英語力の伸びを実感できず、日本人が多い環境に物足りなさを感じている。フットサル部やホストマザーとの会話で少しずつ理解できるようになってきたが、会話のスピードについていけず自信をなくすこともある。それでもスポーツを通じて仲間ができ、サッカー大会で優勝するなど貴重な体験を得ており、今後も積極的に参加したいと考えている。授業では単語力の重要性を痛感し、登下校での練習やルームメイトとの勉強を通して身につけようとしている。休日には旅行や外食を楽しみつつ、異文化体験の価値も実感している。日が経つにつれ焦りもあるが、この気持ちを原動力に残り2ヵ月で英語力をより高め、満足のいく形で帰国したいと思っている。