カナダのゲルフ大学台湾の高雄餐旅大学での派遣留学報告になります。
環境の異なる場所での生活は、自分の成長をわかりやすく感じることができます。
もちろん語学力もですが、自分で行動する力や課題解決能力等もそうです。
全てが上手くいくわけでなく、失敗をしながらそれも経験をして前進している姿を感じていただける報告となっています。

カナダ留学便り

森 夕真・ゲルフ大学

カナダに来て9ヶ月が経ちました。数週間前まではまだヒートテックが必要なほどの寒さでしたが、最近突然暑くなり、あまり春を感じることがなく夏が始まったように感じます。

最近の出来事
4月には3週間の休みがあったため、日本にいる彼氏とロサンゼルスへ旅行に行きました。久しぶりに再開し、留学に来て以来、初めて自分が英語を話しているところを見て、かなり英語が伸びたと驚いていました。自分ではあまり実感していませんでしたが、周りから見ると伸びているように見えるのだと知ることができ、英語を話すことのモチベーションがかなり上がりました。また、少し話が変わりますが、カナダに来てからクレジットカードの詐欺に2回あいました。ホテル会社をよそおった詐欺メールだったのですが、海外だから登録しないといけないのだと思ってしまい、クレジットカード情報を登録してしまいました。クレジットカード会社への登録電話番号が日本の電話番号なので、それを再発行し、使えるようにすることにかなり手間がかかるため、次留学に行く人はオンラインでのクレジットカードの使用に気をつけてください。

学校, 勉強について
5ターム目が始まり、私はレベル8のクラスになりました。一番初めのレベル3のときと比べ、かなり教科書や授業の内容が難しくなりました。課題も難しくなり、最近はTOEICの勉強と就活と両立してなんとか頑張っています。TOEICに関しては、こちらには参考書が売っておらず、また受験料が日本と比べかなり高いです。私の場合、就活に活用したかったため、来月に受験を申し込みました。留学前に受けたものより、大幅にスコアを伸ばせられるよう頑張りたいと思います。5月から現地の学生はサマータームでオンライン授業のため、学校にはほとんどおらず、交流することが難しいです。そのため、このタームは勉強に没頭しようと決め、昼休み、放課後、休日もよく勉強をしています。自分の英語のレベルについては、最初に比べかなり上がったと思います。リスニングについては、大体のことは聞き取ることができるようになりましたが、映画を見に行った際、周りの人は笑っていて、自分だけ理解できておらず笑えないということがあり、もっとスラングやイディオムを勉強しないといけないと感じることがあります。自分が気にしていた英語の発音は、発音が上手な人にコツを聞き、真似をすることでかなり上達したと思います。しかし、まだ自分の目指していたほどのスピーキング力には達していないため、残り3ヶ月ですが、上げられるだけ上げられるよう頑張りたいと思います。

台湾留学便り

本田 瑞貴・高雄餐旅大学 最終レポート

 交換留学も残り1ヶ月をきり、寂しさを感じる日々です。前回のレポートから5月までについて報告させていただきます。

 4月には1週間程度の連休がありました、その期間を利用し友人と嘉義という阿里山がある地域に1泊2日で旅行に訪れました。2日間の旅行の予定だったので荷物を減らすために友達と服を現地調達する挑戦をしました。嘉義は台湾の中でも田舎にあたる地域だったため、交通手段が少なくタクシーで移動する際や阿里山にある鉄道のチケット購入が少し苦戦しました。場所の読み方があっているか不安がある中、沢山の場所に訪れることができたことや、服屋さんの店員さんと会話することができ仲良くなれました。この旅行で喋ることに自信をつけることができました。

 連休が終わった次の週末には学生が無料で参加できる、台湾の文化などを周るツアーみたいなものに参加しました。そこではカカオ農園に行き、カカオからチョコレートを作る体験を行いました。美術館や老街にも訪れました。

 5月に入ると異國週というイベントにスタッフとして参加しました。このイベントは学内で頻繁に各学部が食べ物や飲み物を作り販売するイベントで、私が参加した異國週は台湾以外の国籍を持つ人たちで台湾以外の国の食べ物や飲み物、ゲームを販売するイベントでした。私は事前にイベント利用する物を集めること、当日には料理をキッチンから会場まで運ぶ仕事を行いました。このイベントを行うスタッフはみんな台湾以外の国籍を持つ人たちだったので、共通言語が英語と中国語でそれぞれできるレベルが違うためコミュニケーションを取ることが始めは難しかったですが、イベントを終わる頃にはさまざまな言語を混ぜながら話すことができ、とても良い経験をすることができました。

 5月には服務管理という授業でお酒について学ぶ講義がありました。その講義ではお酒の種類や作り方だけでなく、試飲やカクテル作りを体験することのできる講義でした。阪南大学ではこのような講義がないので、大学でこのような体験をできることに驚きを感じました。

 前回のレポートから今回のレポートの報告まで、2ヶ月という短い間でしたが、レポートに書ききれないほど沢山の経験や初めての体験を行うことができました。留学生活も残り1ヶ月をきり、台湾での生活が残り少ない寂しさと日本に帰り家族や友達と会える楽しみの感情が交互するような毎日です。残り少ない時間に少しでも多くの経験をできるように挑戦したり、クラスメートたちとの少ない時間を大切に過ごしたいと考えています。

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