MANGAイラスト創作部 松徳祭に出店し子どもたちに大人気

MANGAイラスト創作部も松徳祭で活躍

 5月14日(日)に松原徳洲会が河内天美駅前の駐車場で開催した松徳祭は、チアリーディング部の演技披露もあって、華やかなイベントとなりました。祭りのメインとなったのが26張りのテントを並べての出店でした。池内町内会の皆さんに混ざって活躍したのが40年あまりの歴史を誇るMANGAイラスト創作部の部員たちでした。彼らの活躍ぶりを4回生の森田幸々路さんにお聞きしました。漫画やイラスト好きの高校生や在学生の皆さん、ぜひお読みください。(来村多加史)

文化会クラブのまとめ役

来村:まずは、森田さんご本人のことからお聞きしますね。
森田:はい、緊張しますね。
来村:大丈夫ですよ(笑)。森田さんはMANGAイラスト創作部の部員であり、文化会クラブのまとめ役としても活躍されていますね。
森田:はい、文化会本部の本部長をさせて頂いています。
来村:その文化会本部とは、どういう組織なのですか。
森田:映画部・軽音楽部・茶華道部・写真部・書道部・吹奏楽部・ダンス部・フォークソング部・法学研究会・放送部・ボランティア部、そして私たちのMANGAイラスト創作部など、12団体のクラブ学生からなります。
来村:けっこう色々なクラブがあるのですね。それらを束ねて、部活を盛り上げているのですね。
森田:今年の4月から学生会が発足しまして、体育会本部の代表者とともに、私たちも連合会議に出席して、発言をしています。
来村:それぞれのクラブからの要望などにも応えないといけないのですね。
森田:責任が重いので、大変です。
来村:ところで、森田さんは絵がお好きなのですよね。
森田:子どものころから好きでしたね。ただ、本格的な画材を使って、ちゃんとした漫画やイラストが描きたくて入部しました。
来村:他の皆さんもそんな感じなのですか。
森田:そうですね、1回生から4回生まで、全学部から集まってきた部員が、各学年5人〜7人ばかりいるのですが、みんな私とよく似た動機で入部してきたようです。
来村:とにかく絵が好き、という仲間たちなのですね。

オリジナルキーホルダーが大人気

来村:5月の松徳祭に出店していただき、ありがとうございます。突然もちかけた話にもかかわらず、よく応じていただきました。
森田:私たちも活躍の場を求めていますので、ありがたい話でした。
来村:ところで、どのようなものを出されたのですか。
森田:たまごせんべいとオリジナルストラップです。
来村:どちらも子どもたちに受けそうですね。
森田:はい、タマセンは、1枚150円で出しましたが、完売しました。
来村:それはよかった。子どもたちがたくさん来ていたのですね。
森田:多かったですね。売り甲斐がありました(笑)。
来村:オリジナルストラップのほうは?
森田: プラスチック板にイラストを描いてもらい、それをオーブンで熱すると、ストラップになるのです。
来村:自分だけのマイストラップですね。子どもたちは喜んだでしょう。
森田:それはもう。手順や書き方を教えると、あとは声も出さずに、真剣な顔で。子どもたちだけではなく、大人たちも真剣に取り組んでいましたよ。
来村: そうですか。聞いただけで、楽しそうですものね。ところで、普段はどのような活動を?
森田:部誌やパネルを制作しています。
来村:漫画やイラストの?
森田:そうです。大学祭や展示会で配ったり、立てたりしています。皆さんに喜んでいただくため、日々頑張って作っています。
来村:どのような作品を?
森田:漫画はネームで構想を練って専用の原稿用紙にコマ割りを書き込み、下書きをしてからペン入れをしています。出版物の真似をせず、自分たちの物語を作ることはとても難しいのですが、完成すると、喜びも大きいですね。
来村:パネルは?
森田:部員で決めた共通のテーマに沿って、それぞれのキャンバスにイラストを描いてゆきます。漫画の制作と違うのは、色をつけることと、大きな画面1枚に表現するところです。
来村:着色となると、線画とは違う難しさがあるのでしょう?
森田:絵の具や色鉛筆など、画材を使い分けて描いてゆくのですが、慣れない画材を使うと、うまく表現できないときもあり、挫折しかけます。ただ、相性のいい画材に出会うと、気持ちよく楽しめますね。
来村:楽しさが伝わってきますね。それでは最後に、これからの抱負をお聞かせ下さい。
森田:今年も頑張って10月末の大学祭で漫画を配り、パネルを展示しますので、見に来てください。松徳祭は、来年も呼んでいただけるのなら、文化会の他のクラブも誘って、阪南大学のコーナーを作りたいですね。松原市のイベントにも積極的に参加できるよう頑張ります。後輩たちに夢を託します。
来村:力強い言葉をありがとう。