60周年を迎えた阪南大学は、
学びの壁を超え、社会と共に新しい価値を創り出す大学へ。
ゼミ活動で培う実践力、AI・データサイエンスで拓く次代、
そして学生一人ひとりの挑戦心。
変化を恐れず、共に成長し、明日を変えていく。


挑戦する学生と共に、
阪南大学は100年に向かって進化する。


学長  平山 弘

阪南大学創立60周年記念に寄せて

阪南大学は2025(令和7)年に創立60周年を迎えました。1965(昭和40)年4月に阪南大学商学部商学科が開学し、本学園の創立者である小林菊治郎先生が初代総長に就任されました。建学の精神「すすんで世界に雄飛していくに足る 有能有為な人材、真の国際商業人の育成」を旗印に、現在は経済学部経済学科、経営学部経営学科、総合情報学部総合情報学科、国際学部国際コミュニケーション学科・国際観光学科、大学院企業情報研究科を持つ文理融合の総合大学として、“Challenge is Yours!挑戦を楽しもう!”を合言葉に、新たなブランド価値の創造を目指し、阪南大学の未来に向かって歩んでいます。

阪南大学ここにあり!

「阪南大学は、大きな変革に挑戦します。
ウェルビーイングにあふれ、社会が求める新たな価値を
共創できるイノベーション・コモンズへ!」

 阪南大学創設者 小林菊治郎は、1900(明治33)年、現在の柏原市内に生まれ、天王寺師範学校(現在:大阪教育大学)で学び、小学校で教鞭を執る。しかし、画一的な皇民教育に危機感を覚え、上京して日本大学、早稲田大学に学び、帰阪後は「先進の国々の教育活動と学校運営をつぶさにこの目で見、耳で聞きたい」とミッションスクール明星商業学校(現在:明星高等学校)に赴任。その自由な校風、教員による主体的な教育の姿に感銘を受けたことが、かねてから念願だった私立学校設立に踏み出す契機となった。
 1939(昭和14)年、私財のほとんどを投げ打って、天王寺師範学校時代からの畏友・奥田政三氏とともに「大鉄工学校」を創設、松原市天美に学舎を開く。現在の阪南大学高等学校の起点となる。小林は「神から与えられた人間の個々の能力を信じ、その伸長を追求する」を教育信条とし、自由な雰囲気の中で人間の可能性を開拓する教育の場の創造を、生涯をかけて追究した教育者であった。

阪南大学 学歌

歌詞

作詞 /喜志 邦三 作曲 /平井 康三郎

1.
阪南大学 ここにあり
叡智 えいち と青春 ここにあり
思索 しさく の林に 分けいりて
眞理 しんり を探る 学 がく の 園 その
道あり 道あり 目をやれば
かなたに 廣 ひろ き 大世界

2.
阪南大学 ここにあり
社会の 先驅者 せんくしゃ  ここにあり
学友 がくゆう 互に 名を呼びて
未来に向かふ 若き 聲 こえ
心を 心を 根となして
我等はつくる 新時代

高きと深きを 究めんと
人間みがきて 我等あり
阪南大学 我等あり