本学文化会のダンス部が、2022年7月1日(金)に開催された松原地区保護司会が主催する「社会を明るくする運動」決起大会でダンス演技を披露し、犯罪防止や更生保護の啓発に貢献しました。
「社会を明るくする運動」とは、法務省が主唱する犯罪・非行の防止、更生保護の社会の理解促進を呼びかける啓発運動で、松原市長を推進委員長とする松原地区推進委員会が、毎年7月1日に街頭啓発活動として決起大会を開催しています。
このたび、若い世代への当該活動の周知と啓発を目的に、インパクトのある情報発信のため本学のダンス部に白羽の矢が立ち、活動の趣旨に賛同したダンス部の部員たちが地域に貢献するため、松原市の施設「まつばらテラス(輝)」で開催された今年の決起大会で大勢の関係者の前でのダンス演技披露が実現しました。
決起大会は、松原市長のあいさつで開会し、活動の趣旨説明、宣誓、各団体の取り組みが紹介された後、当日のメインイベントとしてダンスのライブ演技の場を設定いただき、部員たちは約10分間、エネルギッシュでスタイリッシュなダンスを披露し、会場で喝采を浴びました。
このたびのダンス部の出演は、各方面から好評を博し、松原地区の活動啓蒙に一役買うこととなりました。この日の模様は松原市のホームページをはじめ、各方面に情報発信される予定です。
本学は地元松原市と包括連携協定を締結しており、今後も様々な連携事業や地域貢献を促進してまいります。

関係者の声

松原市役所福祉部福祉総務課 中尾 暢之様

今年の「社会を明るくする運動・決起大会」は、阪南大学ダンス部の皆さんの協力により、元気溢れる賑やかな会場となりました。今回、「まつばらテラス」での開催は初めての試みでしたが、オファーを快く受けて頂き実現したものです。これまで、松原市と阪南大学はイベント事業や調査研究事業等、様々な分野で連携・協力し事業を実施してきました。今回の取組が特に若い世代の方にとって、「社会を明るくする運動」や地域における保護司の役割等について、考えるきっかけになることを願っています。

松原地区保護司会 企画調整保護司 近藤 幸博様

私たち「社会を明るくする運動」松原地区推進委員会は松原市長を委員長として、罪を犯した人の立ち直りや地域の更生保護活動を行っています。しかし、「更生保護」という言葉も知らない人が多く、私たちの発信力に限界があります。そこで若い人たちに参加していただき、皆さんの行動力やSNSで活動を知っていただこうとご協力をお願いしました。
この度の決起大会では阪南大学ダンス部の皆様に演技を披露していただき、予想以上に楽しく盛り上がり感謝しています。引き続き、地域との連携にご協力いただけるようにお願いいたします。
  • ※活動・撮影時のみマスクを外しています。