2020年12月12日(土)、13日(日)の2日間、天王寺公園エントランスエリア「てんしば」及び商業施設「てんしばi:na(イーナ)」(大阪市天王寺区)において、本学の学生が制作したプロジェクションマッピングの上映及び本学卒業生を中心とした有志のメンバーによる吹奏楽の演奏会が実施されました。
 
プロジェクションマッピングは、経営情報学部の田上ゼミと花川ゼミが、「四季」をテーマに制作しました。「てんしばi:na(イーナ)」の広場の床面には、花川ゼミチームが日本の春夏秋冬の風情と季節の移り変わりを感じさせる映像を、クライマックスの冬では田上ゼミチームが建物の壁面と天井にクリスマスムードあふれる投影を行って、両ゼミチームの映像が組み合わされた迫力のあるプロジェクションマッピングが実現しました。地面に投影された映像には子どもたちが飛び込んできて一緒に踊ったり花や蝶々を追いかけたり、あるいは壁面のマッピングに見入ってクリスマスの雰囲気にひたるなど、特に子ども連れの家族に大評判のプロジェクションマッピングとなりました。観覧者の率直なリアクションに、制作した学生たちもやりがいと達成感を感じていたようです。プロジェクションマッピングは2日間で計9回の上映が行われ、天王寺公園の冬の夜を彩りました。
 
また、吹奏楽の演奏は、本学吹奏楽部に所属していた卒業生を中心とした有志10名が、少しでも大阪を元気づけようと集まり実現しました。各日1回プロジェクションマッピング開始前の「てんしば」の芝生広場で、誰もが知っている元気の出る曲や、定番のクリスマスソングを約30分間披露しました。天王寺公園の来場者は、しばし足を止め演奏する楽曲に聴き入っていました。
 
今回のイベントは、あべのハルカスにキャンパスを構える大学が合同で実施するハルカス大学事業「ハル大祭」の一環で開催されました。コロナ禍の中、少しでも道行く人たちの気持ちを明るくできたのなら幸いです。また、日頃の活動の成果発表の場が少なくなっている昨今の状況下、学生たちや卒業生たちにとって、非常に貴重な機会となりました。
 
なお、吹奏楽の練習場所としてあべのハルカスの設備フロア(吹き抜けのため密室ではない)を、そしてプロジェクションマッピング投影場所として敷地内スペースをご提供くださった近鉄不動産株式会社および店舗の方には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

花川ゼミプロジェクションマッピング映像はこちら

  • 地面に投影した四季のテーマ
  • 地面に投影したクリスマスバージョン

田上ゼミプロジェクションマッピング映像はこちら

当日の様子