ハルカス大学事業として、「データを見る 知る 活かす! 持続可能なくらし創造プロジェクト」の令和4年度第3回セミナー「私たちの未来をデザインする〜環境データを暮らしに役立てよう〜」が2月4日(土)13:00から本学あべのハルカスキャンパスにて開催されました。
この事業は大阪府が主催し、環境への理解促進と危機意識の向上を目的に、環境データを「暮らし」、「健康」、「子育て」などの分野に活用し、新たな発見を目指して実施され、ハルカス大学事業の参画メンバーである本学も、SDGsへの取り組みの一環としてこのプロジェクトに賛同し、本学キャンパスでの開催に至りました。

セミナーの第一部では、大阪府による環境に関するオープンデータ活用の事例として、「赤ちゃんの駅マップ」が紹介されたほか、大阪市のオープンデータポータルサイトで入手できる情報が説明され、その後行われるワークショップに向けての話題が提供されました。
また、第二部では、参加者同士で意見交換しながら環境×子育て、環境×おさんぽ、環境×お出かけ等の生活シーンで、環境データを活用した便利でわくわくするアイデアを出し合いました。最後に各グループからアイデアの発表と表彰、講評で締めくくりました。
本学からは流通学部3年次生の川西愛美さんがセミナーに参加し、街中のごみのポイ捨て問題を解決するリサイクルステーション創設について、川西さんが得意とするイラストを駆使して発表を行い、「ハルカス大学賞」が授与されました。
また、本学からは散歩中の高齢者の熱中症予防や子育て世代など幅広い世代の要望に応えた散歩コースを提案する仕組みに対し「阪南大学賞」を授与しました。
このプロジェクトは来年度以降も継続され、これらのアイデアの実現に向けた新たな取組みがはじまります。
開催日時 2023年2月4日(土) 
13:00~17:00
開催場所 阪南大学あべのハルカスキャンパスセミナールーム
(あべのハルカス23階 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)

<参加者の声>

流通学部3年次生 川西愛美

今回参加したセミナー、ワークショップでは、大阪府、大阪市の職員の方から情報を提供いただき、データ活用の重要性や可能性等、多くのことを学び、吸収できました。
他大学や違う世代の方と話や議論することで、いろいろな価値観を知ることができ、非常に有意義な時間でした。暮らし、健康、子育てといった自分たちに身近なところでデータをどう活用していくか、考えさせられるいい機会となりました。
※「ハルカス大学」とは、あべのハルカスのキャンパスフロアに入居する大学と企業が連携して行う学びのプロジェクトで、講座やイベントの実施を通して学生支援、地域貢献、生涯学習、社会人教育等、あべのハルカスの企業・施設とつながることができる様々な連携事業を行っています。