小林教授による「昨今の観光現象(爆買いや民泊等)の本質について」を開催しました

あべのハルカスキャンパスでは、2016年度の公開講座として、副学長および各学部を代表する教員が講師となって本学が得意とする分野の知の財産を惜しみなく提供する『ハルカスアカデミー』を開催しております。

このたび11月26日(土)午後2時より、あべのハルカスキャンパスにおきまして国際観光学部長 小林教授を講師としたハルカスアカデミー「昨今の観光現象(爆買いや民泊等)の本質について」を開催いたしました。
講座では、はじめに観光についての基本的理解のためにインバウンド、アウトバウンドといった用語とそれらについての日本の現況についてデータを提示しながら詳しく解説がなされました。メディアでもよく取り上げられる「爆買い」や「民泊」についても表層的な現象の裏側にある市場の推移や歴史的な背景、政策の変遷などを織り交ぜながら説明しその本質が明らかにされ、最後に日本の観光立国宣言の意義とその持続的成長に向けて必要なビジョンが語られ幕を閉じました。
講座終了後にたくさんの質問が受講者から出され出席者に強い印象を与えたことがうかがえました。

あべのハルカスキャンパスでは、今後も時事問題や現代社会に生かせる教養をテーマに定期的に公開講座を開催していきます。詳しくは大学ホームページを参照してください。