2011.2.25

第4回 松原ブランド研究会を開催

松原ブランド研究会目的・目標

 当研究会は、松原市および南河内における地域ブランドの創設・育成・発展に資するため、現在の地域名産品が直面している課題について、産官学に加え、広く一般の市民の皆様にも参加を呼び掛けることで、そうした課題解決へと向けた施策を練り上げるとともに、ビジネスとして成立するビジネスモデルを構築することになります。また、地元の生産物を生かした地産地消の観点から新たなブランドを創造することで、この地域の街起こしの起爆剤ともなるような人が集い語らう場としてのビジネスの立場からの場のブランド価値の創造もおこなっていくことになります。こうした過程でさまざまな意見を収集し相互に交流するとともに、地域ブランド創設へ向けた実態調査や研究、報告をおこないながら、具体的には松原ブランドという地域ブランドを立ち上げることで地域の活性化に貢献することが第一義的な目標であり、 続く段階としては松原市の名前および南河内の地域を全国区にすることを最終的な到達目標としています。
 2月25日(金)に第4回松原ブランド研究会を開催しました。今回の研究会では、地域活性化のために「NPO法人KOBE鉄人PROJECT」を推進し、震災後の神戸・長田の活性化に尽力されている同法人理事長の正岡健二氏をお招きし、お話を伺うとともに、まちづくりの観点から意見交換を行いました。また、各部門からの部会報告と市民参加の取り組みについて議論しました。

鉄人28号と三国志で新長田のまちづくりに挑む

 第1部では「NPO法人KOBE鉄人PROJECT」理事長 正岡健二氏をお迎えし、「鉄人28号と三国志で新長田のまちづくりに挑む」と題したお話を伺いました。
 正岡氏は長年神戸市長田区のまちづくりに取り組んでこられました。そして阪神淡路大震災により大きな被害を受けた街をもう一度活性化させるために、「鉄人28号モニュメント」を作成することを計画され、それを中心としたまちおこしプロジェクトを次々と企画展開してこられました。
 さらに2011年3月には「KOBE三国志ガーデン」も開業し、人が集い、交流する、賑わいのあるまち・新長田をめざす取り組みが紹介されました。
 また、まちづくりの重要なポイントは(1)地域の特性と地域資源を知る、(2)社会の変化と事象に対し私論を持つ、(3)あきらめない気力、の3点が大事であること、地域産業の強化と構築、そして地域の人材を活かした質の高い文化と芸術が先導役となって、産業・人・物・知恵が吸い寄せられるまちにすることができる、というお話は非常に説得力があり、また大変示唆に富んだものでした。
 講演をふまえて、参加者からまちづくりを進めていく上での行政、地元企業、一般市民、大学の役割や協力体制のあり方について質問がなされ、活発な意見交換が行われました。

各部会からの活動報告

 第2部では第3回研究会での確認をふまえて、各部会からの活動報告と来年度に向けた計画、さらに松原ブランド構築のための市民参加によるプランの提案とその具体化について意見交換を行いました。
 阪南大学からはサッカーを中心として松原市のスポーツ振興に協力していく方策を検討していることが報告されました。
 また松原市は2011年5月に予定している「バラフェスティバル」の準備を進めていること、また、第2回「松原マルシェ」に向けて産官学の連携を強化していくことが報告されました。
 松原商工会議所は「地域資源・全国展開プロジェクト調査研究事業報告書」作成とその内容紹介がなされ、今後「合鴨カレー」を全国的に展開する可能性や地域ブランドの新たな発見を進めることが報告されました。さらに市民参加のプロジェクトを構築し、民話部門、歴史部門、地産地消部門、地域環境整備部門、松原広報部門を作り、それぞれ市民の方々が中心となった具体的なプランが報告されました。
 意見交換では地域活性化のためになされた様々な提案について、その実現可能性や具体的な方策を今後詰めていく必要があること、市民参加を一層促進するために、プロジェクトへの参加を市民に呼びかけていくことが重要であることが指摘されました。
 研究会の後、地元河内天美駅前のイタリアンレストラン「ラ・プリンチペッサ」で懇親会を行いました。松原にこんなおいしいイタリアンレストランがあったんだ、と参加者一同感激しました。レストランのご厚意により、特別に松原の合鴨料理もお出しいただき、楽しいひとときを過ごすことができました。