2011.5.27
松原ブランド研究会 第II期総会・基調講演会・企画提案会(第5回研究会)を開催しました。
松原ブランド研究会目的・目標
当研究会は、松原市および南河内における地域ブランドの創設・育成・発展に資するため、現在の地域名産品が直面している課題について、産官学に加え、広く一般の市民の皆様にも参加を呼び掛けることで、そうした課題解決へと向けた施策を練り上げるとともに、ビジネスとして成立するビジネスモデルを構築することになります。また、地元の生産物を生かした地産地消の観点から新たなブランドを創造することで、この地域の街起こしの起爆剤ともなるような人が集い語らう場としてのビジネスの立場からの場のブランド価値の創造もおこなっていくことになります。こうした過程でさまざまな意見を収集し相互に交流するとともに、地域ブランド創設へ向けた実態調査や研究、報告をおこないながら、具体的には松原ブランドという地域ブランドを立ち上げることで地域の活性化に貢献することが第一義的な目標であり、 続く段階としては松原市の名前および南河内の地域を全国区にすることを最終的な到達目標としています。
平成23年5月27日(金)に松原ブランド研究会の顧問である澤井宏文松原市長、川西修松原商工会議所会頭、本学辰巳浅嗣学長を迎えて企画提案会(第5回研究会)が、阪南大学本キャンパスフロンティアホ−ルでおこなわれました。
昨年5月に発足しました松原ブランド研究会は2年目を迎え、これまで4回の研究会や数回の拡大世話人会を通して、松原ブランド構築および松原市の活性化のための議論や具体的な計画案を研究しその方向性を探ってまいりました。
今回5回目となる研究会は顧問のみなさまに対して各部門の担当者がさまざまな企画提案をおこない、そうした案について、各顧問のみなさまから評価・講評していただくことを重要なポイントとして企画しました。
昨年5月に発足しました松原ブランド研究会は2年目を迎え、これまで4回の研究会や数回の拡大世話人会を通して、松原ブランド構築および松原市の活性化のための議論や具体的な計画案を研究しその方向性を探ってまいりました。
今回5回目となる研究会は顧問のみなさまに対して各部門の担当者がさまざまな企画提案をおこない、そうした案について、各顧問のみなさまから評価・講評していただくことを重要なポイントとして企画しました。
各部門の報告者とテーマは次のとおりです。
順 | 部門 | 報告者 | テーマ |
---|---|---|---|
1 | 阪南大学 | 神澤正典副学長 | 松原の食材を使ってアフリカの子供の飢餓救済を〜阪南大学は知の資材を活かして地域社会と国際社会に貢献します〜 |
2 | 松原市 | 田頭讓治課長 | 第2回まつばらマルシェについて |
3 | 松原商工会議所 | 橋本正専務理事 | 松原ブランドへの展開 |
一般市民部門 | |||
4 | 民話 | 加藤孜子氏 | −『民話の里』松原の手造り風 マップを作る。企画提案− |
5 | 歴史 | 萩原隆氏 | 歴史は進化する! 松原のイメージランクアップへ! |
6 | 地産地消 | 津村佳彦氏 | 松原市産の農畜産物を活かした加工品で広く松原の知名度を上げる |
7 | 松原グリーン化構想 | 塩川恭司氏 | 桜の木 植樹作戦(松原市の知名度アップ) |
8 | 広報 | 岸田充三郎氏 | 松原市民および松原市で就業している方を松原の広報マンに |
こうした各部門の報告者からのテーマに基づく具体的な提案は顧問のみなさまからも多くの称賛を得るとともに、今後の研究会に対する期待が寄せられました。
会場に詰めかけた多くの参加者の方々も非常に熱心に提案を聞かれ、松原ブランド研究会の今後に向けた動きに注目していきたいという感想の声が聞かれました。
次の基調講演会においては六波羅真建築研究所代表・からほり倶楽部代表理事六波羅雅一氏による「まちの資源再生とその活性〜からほりの魅力を紡ぐために〜」というテーマでおこなわれました。からほりの歴史は古く豊臣秀吉が大坂城を築城した際のお城の南にある外堀から始まっており、この地域は先の大戦によっても焼け落ちることがなかったということで、大阪市内の中心に位置しながら、町屋や長屋などがレトロな風景を残しています。ところが近年はそうした街並みが建物の老朽化とともに取り壊されたり、更地になってしまうということが起こりました。そこで、こうした状況に危機感を覚えた六波羅氏を始めとしたメンバーが集まり、からほりの資源にもう一度光を与えることで、街の活性化を企図するスクラムが組まれ、現在の町の活性化につながっていくことになりました。
会場に詰めかけた多くの参加者の方々も非常に熱心に提案を聞かれ、松原ブランド研究会の今後に向けた動きに注目していきたいという感想の声が聞かれました。
次の基調講演会においては六波羅真建築研究所代表・からほり倶楽部代表理事六波羅雅一氏による「まちの資源再生とその活性〜からほりの魅力を紡ぐために〜」というテーマでおこなわれました。からほりの歴史は古く豊臣秀吉が大坂城を築城した際のお城の南にある外堀から始まっており、この地域は先の大戦によっても焼け落ちることがなかったということで、大阪市内の中心に位置しながら、町屋や長屋などがレトロな風景を残しています。ところが近年はそうした街並みが建物の老朽化とともに取り壊されたり、更地になってしまうということが起こりました。そこで、こうした状況に危機感を覚えた六波羅氏を始めとしたメンバーが集まり、からほりの資源にもう一度光を与えることで、街の活性化を企図するスクラムが組まれ、現在の町の活性化につながっていくことになりました。
活動の趣旨は次のとおりです。
(1)美しく歴史あるまちの保存・再生
(2)イキイキした活力のあるまちづくり
(3)新旧世代交代、文化の共生
これまでの具体的な活動として取り組んでこられたことは「惣」(長屋再生複合ショップ)、
「練」(御屋敷再生複合ショップ)、「萌」(複合文化施設・直木三十五記念館開設)といった建物をユニークなコンセプトの下でつくるとともに、そこには旧建築の再生と同時に町のにぎわい・活性化を呼び起こすという真の再生を実現してきたところにあります。からほりに古くから住まわれている人々にとっても、新しくこの町にやって来られた方も、またテナントに関わる人たちやからほりの町を訪れるすべての人々が集い寄り添い共に暮らそうというコミュニケーション・テーマが人々の生活を照らし、結果としてそうした想いが、たとえばアートであったり、緑化活動や町の伝統でもある減災するためのさまざまな取組・知恵に活かされ、それらが数多く町の隅々に散りばめられているということになります。
今回の基調講演においては松原ブランド研究会が今後進んでいくためのヒントや具体的な実践活動など、非常に参考となるべきものが多々ありました。
そして第II期総会においては(1)平成22年度事業報告(2)平成22年度会計報告・監査報告(3)世話人・顧問選出(4)平成23年度事業計画(案)(5)平成23年度予算(案)について、それぞれ報告および提案がおこなわれ質疑応答の後、了承されました。
(1)美しく歴史あるまちの保存・再生
(2)イキイキした活力のあるまちづくり
(3)新旧世代交代、文化の共生
これまでの具体的な活動として取り組んでこられたことは「惣」(長屋再生複合ショップ)、
「練」(御屋敷再生複合ショップ)、「萌」(複合文化施設・直木三十五記念館開設)といった建物をユニークなコンセプトの下でつくるとともに、そこには旧建築の再生と同時に町のにぎわい・活性化を呼び起こすという真の再生を実現してきたところにあります。からほりに古くから住まわれている人々にとっても、新しくこの町にやって来られた方も、またテナントに関わる人たちやからほりの町を訪れるすべての人々が集い寄り添い共に暮らそうというコミュニケーション・テーマが人々の生活を照らし、結果としてそうした想いが、たとえばアートであったり、緑化活動や町の伝統でもある減災するためのさまざまな取組・知恵に活かされ、それらが数多く町の隅々に散りばめられているということになります。
今回の基調講演においては松原ブランド研究会が今後進んでいくためのヒントや具体的な実践活動など、非常に参考となるべきものが多々ありました。
そして第II期総会においては(1)平成22年度事業報告(2)平成22年度会計報告・監査報告(3)世話人・顧問選出(4)平成23年度事業計画(案)(5)平成23年度予算(案)について、それぞれ報告および提案がおこなわれ質疑応答の後、了承されました。
その後、場所を阪南大学生協に場所を移して懇親会となりました。懇親会は澤井宏文市長の開会挨拶から始まり、次に川西修会頭の乾杯の音頭に続き、今回の懇親会のテーマである地元松原産の野菜を使った料理について阪南大学生協河田良恵店長から詳しい説明があり、参加された会員のみなさまはそれぞれが舌鼓を打ったようでした。
【松原産野菜を使用したメニュー】
・トマトのチーズオーブン焼き
・小松菜とじゃこのオムレツ和風ソース
・しろなとホタテのクリーム煮
・一寸豆とエビのかき揚げ
【松原産野菜を使用したメニュー】
・トマトのチーズオーブン焼き
・小松菜とじゃこのオムレツ和風ソース
・しろなとホタテのクリーム煮
・一寸豆とエビのかき揚げ