|PROFILE
谷口さん|キャリアセンター
阪南大学に入職して6年。前職でもキャリア・就職支援業務に従事しており、長年にわたり学生のキャリア・就職支援に携わる。現在は学生の相談対応に加え、企業訪問など企業との関係構築も担当している。
「内定」は、ゴールじゃない。
学生の就職活動を支えるキャリアセンター。その仕事は、学生を“内定”まで導くことなのでしょうか。
「内定は、学生にとってはスタートにすぎないんです」そう話すのは、キャリアセンターで働く谷口さん。
学生の相談対応から企業訪問まで、就職の“入口”と、その先にある社会での活躍を見つめています。
学生の成長につながる支援とは何か。変化し続ける就職活動に、キャリアセンターはどう向き合うのか。
そして今、谷口さんがつなごうとしている新たな縁とは。
キャリア支援に向き合う谷口さんに、その仕事への想いと、挑戦を続ける今について聞きました。
谷口さん|キャリアセンター
阪南大学に入職して6年。前職でもキャリア・就職支援業務に従事しており、長年にわたり学生のキャリア・就職支援に携わる。現在は学生の相談対応に加え、企業訪問など企業との関係構築も担当している。
「内定」は、ゴールじゃない。
学生の就職活動を支えるキャリアセンター。その仕事は、学生を“内定”まで導くことなのでしょうか。
「内定は、学生にとってはスタートにすぎないんです」そう話すのは、キャリアセンターで働く谷口さん。
学生の相談対応から企業訪問まで、就職の“入口”と、その先にある社会での活躍を見つめています。
学生の成長につながる支援とは何か。変化し続ける就職活動に、キャリアセンターはどう向き合うのか。
そして今、谷口さんがつなごうとしている新たな縁とは。
キャリア支援に向き合う谷口さんに、その仕事への想いと、挑戦を続ける今について聞きました。
「人のキャリアに寄り添うことに、やりがいを感じています」
記者:
谷口さんは、阪南大学に来られる前からキャリア支援のお仕事をされていたんですよね。
谷口さん:
そうですね。前職でもキャリア・就職支援の業務をしていたので、ずっとこの仕事に携わっています。自分にはすごく合っている仕事だと感じています。
谷口さんは、阪南大学に来られる前からキャリア支援のお仕事をされていたんですよね。
谷口さん:
そうですね。前職でもキャリア・就職支援の業務をしていたので、ずっとこの仕事に携わっています。自分にはすごく合っている仕事だと感じています。
記者:
そこまで思える一番の理由は何でしょうか?
谷口さん:
やっぱり学生から「できた!」「内定をもらいました!」という声を直接聞けることですね。これはこの仕事の特権だと思いますし、もちろん嬉しいです。
今は企業対応も担当しているので、企業訪問に行くと「阪南大学の卒業生、頑張っていますよ」「活躍していますよ」と言っていただけることもあります。それもすごく嬉しいんですよ。
記者:
在学生だけでなく、卒業後の姿も見えるんですね。
谷口さん:
そうなんです。今は、就職活動という“入口”にいる学生と関わりながら、その学生たちが入社したあとの姿も企業の方から聞くことができます。自分では、すごくいいポジションにいるなと思っています。
特に、就職活動に苦戦していた学生が社会で活躍していると聞くと、本当に嬉しいですね。人と話すことが苦手だったり、声が小さかったり、自分をうまく表現できなかったり。そういう学生ほど気になりますし、「何とかしてあげたい」と思います。
記者:
少し“親心”に近いのでしょうか。
谷口さん:
そうですね。学生を自分の子どものように思って接しているところはあるかもしれません(笑)。
苦戦している学生ほど、どうしても思い入れが強くなりますね。
そこまで思える一番の理由は何でしょうか?
谷口さん:
やっぱり学生から「できた!」「内定をもらいました!」という声を直接聞けることですね。これはこの仕事の特権だと思いますし、もちろん嬉しいです。
今は企業対応も担当しているので、企業訪問に行くと「阪南大学の卒業生、頑張っていますよ」「活躍していますよ」と言っていただけることもあります。それもすごく嬉しいんですよ。
記者:
在学生だけでなく、卒業後の姿も見えるんですね。
谷口さん:
そうなんです。今は、就職活動という“入口”にいる学生と関わりながら、その学生たちが入社したあとの姿も企業の方から聞くことができます。自分では、すごくいいポジションにいるなと思っています。
特に、就職活動に苦戦していた学生が社会で活躍していると聞くと、本当に嬉しいですね。人と話すことが苦手だったり、声が小さかったり、自分をうまく表現できなかったり。そういう学生ほど気になりますし、「何とかしてあげたい」と思います。
記者:
少し“親心”に近いのでしょうか。
谷口さん:
そうですね。学生を自分の子どものように思って接しているところはあるかもしれません(笑)。
苦戦している学生ほど、どうしても思い入れが強くなりますね。
「内定させればいい」ではない
記者:
長年キャリア支援をされていても、まだ課題を感じることはありますか?
谷口さん:
いっぱいあります。だからこそ、今でもやりがいがありますね。
最近感じるのは、「やりたいことがない」という学生が多いことです。
でも、それって本当にやりたいことがないというより、世の中にどんな仕事があって、社会がどういう仕組みで動いているのかを、まだ知らないからだと思うんです。
長年キャリア支援をされていても、まだ課題を感じることはありますか?
谷口さん:
いっぱいあります。だからこそ、今でもやりがいがありますね。
最近感じるのは、「やりたいことがない」という学生が多いことです。
でも、それって本当にやりたいことがないというより、世の中にどんな仕事があって、社会がどういう仕組みで動いているのかを、まだ知らないからだと思うんです。
記者:
選択肢そのものを知らない、と
谷口さん:
そうです。
だから僕たちがいろいろな世界を見せたり、知る機会をつくったりすることで、学生の意識を変えていく。
そういう取り組みをもっと強化していかないといけないと感じています。
ただ、学生によって“やる気スイッチ”が入る方法も全然違います。そこは今でも日々勉強ですね。
記者:
就職活動には、ある程度「こうすればうまくいく」という方法もありますよね。
谷口さん:
もちろんあります。効率のいい方法や、正解に近いものを教えることはできます。でも、求められたものをそのまま渡すだけでは、学生自身の成長にはつながらないと思っています。これは僕だけではなく、キャリアセンターの職員みんなが大切にしていることです。
「それは、本当に学生の成長につながるのか?」何かを判断するときは、そこが一つの軸になっています。
選択肢そのものを知らない、と
谷口さん:
そうです。
だから僕たちがいろいろな世界を見せたり、知る機会をつくったりすることで、学生の意識を変えていく。
そういう取り組みをもっと強化していかないといけないと感じています。
ただ、学生によって“やる気スイッチ”が入る方法も全然違います。そこは今でも日々勉強ですね。
記者:
就職活動には、ある程度「こうすればうまくいく」という方法もありますよね。
谷口さん:
もちろんあります。効率のいい方法や、正解に近いものを教えることはできます。でも、求められたものをそのまま渡すだけでは、学生自身の成長にはつながらないと思っています。これは僕だけではなく、キャリアセンターの職員みんなが大切にしていることです。
「それは、本当に学生の成長につながるのか?」何かを判断するときは、そこが一つの軸になっています。
内定は、社会に出るための「スタート」
記者:
就職率や内定率といった数字だけを追うわけではないんですね。
谷口さん:
もちろん数字も大切です。
でも、僕たちが本当に手助けしたいのは、その先にある学生の成長です。
キャリアセンターからすれば、学生が内定すれば一つのゴールと言えるかもしれません。
でも、学生の人生から見れば、そこはスタートですよね。
社会に出たあとに、その学生が活躍できるか。
そのために大学にいる間にどれだけ成長できるか。
そこまで考えて支援するのが、キャリアセンターの役割だと思っています。
記者:
相談できる時間が限られていると、効率を優先したくなる場面もありそうです。
谷口さん:
あります。
でも、だからといって答えだけを渡して終わりではいけないと思うんです。
時間がかかっても、その学生自身が考えたり、行動したりすることに意味がある。
社会に出たあとに必要になるのは、そういう力ですから。
就職率や内定率といった数字だけを追うわけではないんですね。
谷口さん:
もちろん数字も大切です。
でも、僕たちが本当に手助けしたいのは、その先にある学生の成長です。
キャリアセンターからすれば、学生が内定すれば一つのゴールと言えるかもしれません。
でも、学生の人生から見れば、そこはスタートですよね。
社会に出たあとに、その学生が活躍できるか。
そのために大学にいる間にどれだけ成長できるか。
そこまで考えて支援するのが、キャリアセンターの役割だと思っています。
記者:
相談できる時間が限られていると、効率を優先したくなる場面もありそうです。
谷口さん:
あります。
でも、だからといって答えだけを渡して終わりではいけないと思うんです。
時間がかかっても、その学生自身が考えたり、行動したりすることに意味がある。
社会に出たあとに必要になるのは、そういう力ですから。
「阪南の面倒見の良さ」は、どこから来る?
記者:
阪南大学で働いていてよかったと感じることはありますか?
谷口さん:
教員も職員も、学生に対して熱い気持ちを持っているところですね。
キャリアセンターの中でも、先ほど話したような「学生を成長させたい」という想いをみんなが持っています。
だから、同じ熱量で話したり、議論したりできる。それが嬉しいですね。
人事異動があって、新しい職員の方と仕事をすることがあっても、やはり同じ学生のために、というマインドをもっていて、みんな学生のことを考えている。
阪南大学の“面倒見の良さ”って、絶対にこういうところから来ていると思うんです。
僕が阪南大学に入職したとき、最初の上司がとにかく「阪南のために」という姿勢を持った方でした。
学生にも本当に自分の子どものように接していて、その姿を見て僕自身もすごく影響を受けました。
記者:
谷口さんの“親心”にも、受け継いだものがあるんですね。
谷口さん:
そうかもしれませんね。
阪南大学で働いていてよかったと感じることはありますか?
谷口さん:
教員も職員も、学生に対して熱い気持ちを持っているところですね。
キャリアセンターの中でも、先ほど話したような「学生を成長させたい」という想いをみんなが持っています。
だから、同じ熱量で話したり、議論したりできる。それが嬉しいですね。
人事異動があって、新しい職員の方と仕事をすることがあっても、やはり同じ学生のために、というマインドをもっていて、みんな学生のことを考えている。
阪南大学の“面倒見の良さ”って、絶対にこういうところから来ていると思うんです。
僕が阪南大学に入職したとき、最初の上司がとにかく「阪南のために」という姿勢を持った方でした。
学生にも本当に自分の子どものように接していて、その姿を見て僕自身もすごく影響を受けました。
記者:
谷口さんの“親心”にも、受け継いだものがあるんですね。
谷口さん:
そうかもしれませんね。
正解が変わるから、キャリアセンターも変わる
記者:
これから、阪南大学のキャリア支援をどのようにしていきたいですか?
谷口さん:
就職率は高くて当たり前。
そのうえで、「実践・実務に強い阪南生」をどう育てていくかだと思っています。
そこは、他大学との差別化にもつながる部分だと思います。学生一人ひとりが持っている個性を、在学中にもっと引き出していきたい。
そのためにキャリアセンターとして何ができるのか、まだまだ模索していきたいですね。
記者:
キャリア支援自体も、時代によって変化していきそうですね。
谷口さん:
そこはすごく重要だと思っています。
就職活動って、社会情勢によって変わりますし、時代によって学生の考え方や気持ちも変わります。
今はAIが就職活動にもどんどん入ってきていますけど、5年前には今ほど当たり前ではありませんでしたよね。
だから、「これが正解です」と一つの方法を決めて、それをずっと続ければいいわけではない。
外部環境の変化にも、学生一人ひとりの個性にも対応しながら、柔軟に進化できるキャリアセンターでありたいと思っています。
これから、阪南大学のキャリア支援をどのようにしていきたいですか?
谷口さん:
就職率は高くて当たり前。
そのうえで、「実践・実務に強い阪南生」をどう育てていくかだと思っています。
そこは、他大学との差別化にもつながる部分だと思います。学生一人ひとりが持っている個性を、在学中にもっと引き出していきたい。
そのためにキャリアセンターとして何ができるのか、まだまだ模索していきたいですね。
記者:
キャリア支援自体も、時代によって変化していきそうですね。
谷口さん:
そこはすごく重要だと思っています。
就職活動って、社会情勢によって変わりますし、時代によって学生の考え方や気持ちも変わります。
今はAIが就職活動にもどんどん入ってきていますけど、5年前には今ほど当たり前ではありませんでしたよね。
だから、「これが正解です」と一つの方法を決めて、それをずっと続ければいいわけではない。
外部環境の変化にも、学生一人ひとりの個性にも対応しながら、柔軟に進化できるキャリアセンターでありたいと思っています。
挑戦の現在地
「“阪南”でつながるネットワークをつくりたい」
記者:
最後に、HANNANingで皆さんに聞いている「挑戦の現在地」です。
谷口さんが今、挑戦していることは何ですか?
谷口さん:
卒業生とのネットワークづくりですね。
キャリアセンターは企業とのつながりを持っています。そこに卒業生、そして在学生をつなげていきたいんです。
企業で活躍している卒業生から、在学生が実際の仕事の話や経験を聞ける。
卒業生にとっても、自分が社会で頑張っている姿を後輩に見てもらえる機会になると思います。
記者:
企業と大学だけではなく、そこに“人”をつないでいく。
谷口さん:
そうですね。
「阪南」という名前でつながれることが大切だと思っています。
就職先の探し方だって、一つじゃなくていいと思うんです。
卒業生と話をするだけでも、在学生にとっては十分に大きな経験になるかもしれない。
僕は、就職も“ご縁”だと思っています。
だから、そのご縁を一つでも多くつくる役目をしたいですね。
まだ企業訪問や学生相談といった日々の業務もあって、なかなか思うようには進められていないんですけど(笑)。
これから形にしていきたい挑戦です!!
最後に、HANNANingで皆さんに聞いている「挑戦の現在地」です。
谷口さんが今、挑戦していることは何ですか?
谷口さん:
卒業生とのネットワークづくりですね。
キャリアセンターは企業とのつながりを持っています。そこに卒業生、そして在学生をつなげていきたいんです。
企業で活躍している卒業生から、在学生が実際の仕事の話や経験を聞ける。
卒業生にとっても、自分が社会で頑張っている姿を後輩に見てもらえる機会になると思います。
記者:
企業と大学だけではなく、そこに“人”をつないでいく。
谷口さん:
そうですね。
「阪南」という名前でつながれることが大切だと思っています。
就職先の探し方だって、一つじゃなくていいと思うんです。
卒業生と話をするだけでも、在学生にとっては十分に大きな経験になるかもしれない。
僕は、就職も“ご縁”だと思っています。
だから、そのご縁を一つでも多くつくる役目をしたいですね。
まだ企業訪問や学生相談といった日々の業務もあって、なかなか思うようには進められていないんですけど(笑)。
これから形にしていきたい挑戦です!!
学生へ。「まずは、やってみる」
記者:
最後に、これから何かに挑戦しようとしている学生へ、一言お願いします。
谷口さん:
「まずはやってみる、行動してみる」という気持ちを大切にしてほしいですね。
成功しても、失敗しても、その経験は絶対に自分の人生にとって大きな意味を持つと思います。
就職活動だけの話ではありません。何かに挑戦した経験や、そこに至るまでのプロセスは、社会に出てから必ず生きてきます。
だから、最初から正解を探しすぎずに、まずは行動してみてほしいです。
最後に、これから何かに挑戦しようとしている学生へ、一言お願いします。
谷口さん:
「まずはやってみる、行動してみる」という気持ちを大切にしてほしいですね。
成功しても、失敗しても、その経験は絶対に自分の人生にとって大きな意味を持つと思います。
就職活動だけの話ではありません。何かに挑戦した経験や、そこに至るまでのプロセスは、社会に出てから必ず生きてきます。
だから、最初から正解を探しすぎずに、まずは行動してみてほしいです。
Editor's Note
取材の中で何度も登場したのが、「学生の成長」という言葉でした。
日々の業務に追われていると、つい効率や目の前の成果を求めてしまいます。
だからこそ、時間がかかっても「それは本当に学生の成長につながるのか」と考え、一人ひとりに向き合う谷口さんの姿勢は、同じ大学職員として見習うべきものだと感じました。
そして、その想いは谷口さん一人のものではなく、上司から受け継ぎ、キャリアセンターや大学の中にも流れている「阪南イズム」なのかもしれません。
学生のために、何ができるのか。私自身も改めて、自分の仕事への向き合い方を考えるきっかけとなった取材でした。
日々の業務に追われていると、つい効率や目の前の成果を求めてしまいます。
だからこそ、時間がかかっても「それは本当に学生の成長につながるのか」と考え、一人ひとりに向き合う谷口さんの姿勢は、同じ大学職員として見習うべきものだと感じました。
そして、その想いは谷口さん一人のものではなく、上司から受け継ぎ、キャリアセンターや大学の中にも流れている「阪南イズム」なのかもしれません。
学生のために、何ができるのか。私自身も改めて、自分の仕事への向き合い方を考えるきっかけとなった取材でした。
