公益財団法人小野奨学会は、大阪府下の大学に在籍し、学業・人物ともに優秀で、心身ともに健全でありながら、経済的理由により修学が困難な学部生・大学院生を対象に奨学金を給付しています。社会に有用な人材を育成し、将来の社会・文化の発展に寄与する学生を支援することを目的とした奨学会です。
その奨学生の中でも、特に学業成績や学術研究において優秀な学生を「成績優秀者」として認定しています。

令和6年度中の学業成績優秀者として、冨里真優さん(流通学部流通学科・4年生)と、梅野愛瑠さん(流通学部流通学科・4年生)の2名が認定されました。令和6年度中の学業成績優秀者は、小野奨学会奨学生720名の中から選出された31名のうちの2名となります。
なお、冨里さんは2023年度から2025年度まで、3年連続で学業成績優秀者として認定されています。

この度、学業成績優秀者に認定されたことを受けて、冨里さん、梅野さんと平山学長による対談が行われました。

平山学長:
小野奨学会 学業成績優秀者への認定、おめでとうございます。とても優秀な成績ですが、どのような努力をされてきましたか。


冨里さん
課題のチェックや提出の確認は、毎日きっちりと行っていました。課題を提出する際は、自分が納得いくまで何度も考えてから提出していました。
梅野さん
課題の作成、授業の予習・復習など、当たり前のことを毎日コツコツ積み重ねることを強く意識していました。
平山学長:
阪南大学での4年間の生活を振り返った感想をお聞かせください。


冨里さん
阪南大学には「学びたい」と心から思える授業が数多くあり、その魅力にひかれて受験し、現在に至っています。高校生の頃に感じた期待は間違いではなく、この4年間を振り返ると、学びの面でも人としても多くの成長を実感しています。また、多くの友人にも恵まれ、振り返るたびに充実していたと思える4年間を過ごすことができました。
梅野さん
キャンパスがきれいで緑が多いことに魅力を感じ、阪南大学への入学を決めましたが、実際に入学してみると、先生や事務職員の方々との距離が近く、安心してさまざまな相談ができる環境であることが強く印象に残りました。もともとは積極的な性格ではありませんでしたが、大学生活を通して多くの経験を重ねる中で、自分から一歩踏み出し、さまざまなことに挑戦できるようになったと感じています。
平山学長:
小野奨学会様への感謝の思いや、今後の抱負を教えてください。


冨里さん
奨学金の支援を受けながら学業に取り組む中で、自分なりに勉強に真剣に向き合う姿勢を大切にしてきました。その姿を見て、「自分も頑張らないといけない」と友人が声をかけてくれたり、お互いに励まし合いながら学ぶ関係が生まれたことは、私にとって大きな喜びでした。努力することが自分自身の成長だけでなく、周囲にも良い影響を与えられたのではないかと感じています。
充実した4年間を過ごすことができたのは、小野奨学会様からの温かいご支援があったからこそであり、感謝の言葉しかありません。小野奨学会様がおっしゃられているとおり、単に感謝で終わらせるのではなく、この感謝の気持ちを社会で還元できるよう、今後もさまざまなことに挑戦してまいります。
梅野さん
奨学金の支援を受けることができたことで、経済的な不安を抱えることなく学業に専念する時間が増え、日々の授業の学習に加えて、資格取得など新たなことにも積極的に挑戦することができました。家族に大きな経済的負担をかけず、安心して大学生活を送ることができたことに、心から感謝しています。
就職後は、阪南大学で培った知識や経験を生かし、社会や地域に貢献できる人間となれるよう、これからも努力を重ねてまいります。

平山学長:
本日はありがとうございました。


お二人のお言葉にもあるように、社会・文化の発展に寄与する人材として、4月からの勤務先でもさらなる活躍を期待しています。
※2024年度より流通学部流通学科は経営学部経営学科へ改組

小野奨学会50周年記念式典でのスピーチ

2025年9月、小野奨学会50周年を記念する式典が開催されました。その記念すべき場において、奨学生を代表し、冨里さんがスピーチを行いました。 スピーチでは、学業を第一に取り組み、3年間連続で学年の成績最優秀者として学び続けてきたことや、ゼミ活動や学内外での実践的な取り組みを通して培った経験について語りました。また、こうした挑戦ができたのは、奨学金によって経済的に安心して学業に専念できた環境があったからこそであると、支援への感謝の思いを述べました。 50周年という節目の式典でスピーチを務めることは大変名誉なことであり、これまでの支援への感謝とともに、今後は社会に貢献することでその恩を還元していきたいという強い決意を伝える貴重な機会となりました。