このたび、本学経営学部の伊田教授が2025年7月11日に開催された多国籍企業学会理事会において「多国籍企業学会」の会長（任期2年）に選出され、8月1日付で就任されます。

多国籍企業学会は、1972年に世界経済の進展とともに複雑化する多国籍企業の経営や国際経済の諸課題を、学際的かつ実証的に研究する多国籍企業研究会をその前身とし、この分野における我が国で最も歴史ある学会です。また、学界と実務界を結ぶ架け橋としても、活発な研究活動を展開し、これまでに多くの著作・論文を公刊してきました。

伊田教授は、これまでICT分野を中心に国際ビジネス論、直接投資論、異文化マネジメントなどのフィールドで数多くの研究業績を挙げており、長年にわたり同学会でも理事として活躍してまいりました。今回の会長就任は、こうした実績と学会への貢献が高く評価された結果といえます。

本学としても、先生のこうした学外での活躍を今後も温かく支援し、教育・研究活動のさらなる発展を企図し、積極的に推進してまいります。