本学経済学部経済学科は、金融分野における教育に注力しており、その一つの成果としてこの度SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が開始した給付型奨学金と金融経済教育を組み合わせた「みらい応援奨学金(以下、本奨学金)」の対象大学として選ばれました。
本奨学金は金融知識を学びながら給付金を受け取ることができる画期的な制度で、奨学金受給者は金融知識も併せて身に付けることができます。

背景と導入経緯

経済学部経済学科では、「お金」との正しい向き合い方を在学中に習得し、学生のより豊かな生活、将来への準備を支援するため、学部全体で金融リテラシーの強化を図っています。
その一環として、一般社団法人金融財政事情研究会が実施する「金融リテラシー検定(以下、本検定)*」の受講を推進しており、一部のゼミや経済学部経済学科の金融キャリア関連科目「金融商品実務」において本検定の合格を単位取得の必須条件としています。これらの積極的な金融教育の取り組みにより、本奨学金の給付に値する大学として認められ、対象校に選ばれました。

*金融リテラシー検定…SMBCコンシューマーファイナンスが検定テキストの協同制作に携わり、計画的な資産形成や金融トラブルの回避等、身近な生活の中で実用的に活かせる金融知識(金融リテラシー)の習得を目的とした検定。

みらい応援奨学金の概要

対象者 (1)指定大学の3年生
(2)経済的支援を必要とすること
(3)金融業界への就職希望者
(4)一般社団法人金融財政事情研究会「金融リテラシー検定」合格者
金額 15万円(一括給付)
人数 50名(予定)
指定大学 (1)大阪教育大学(教育協働学科)
(2)九州大学
(3)札幌大学
(4)阪南大学
(5)福井大学
(6)北海道大学