10月28日・29日に実施されました、「G7 大阪・堺貿易大臣会合」にて、本学国際コミュニケーション学部の学生が、学生通訳ボランティアとして参加しました。世界的な各国高官が出席する会議での通訳活動という大変貴重な経験を積むことができました。参加学生の感想コメントを以下にて紹介します。

島村 美優さんのコメント

私は10月29日(日)に行われた「G7大阪・堺貿易大臣会合」に学生通訳ボランティアとして参加させていただきました。
当日は、本体会合会場である大阪府立国際会議場内の「国際メディアセンター内PRゾーン」にて海外の方への通訳や日本人メディアの方々へのブース誘導などを担当しました。
担当する「国際メディアセンター内PRゾーン」については、南大阪を中心に周辺地域の魅力をメディアの方向けに伝えるブースだと教えていただいていた為、本番に向けて使えそうな英単語リストや研修で配布された資料などに何度も目を通し、準備をしていました。
いざ通訳ボランティアをやってみると想像以上に難しく、自分の英語力の未熟さを痛感しました。しかし、それと同時に私の英語を必要としてくださる方がいる喜びや、他大学の学生さんから刺激を受けるなど、とても貴重な時間を過ごすことが出来ました。
今回の活動を通して自分の英語力をもっと伸ばしたいというモチベーションに繋がりました。また、大阪の魅力を知ることができ、実際にその魅力を自分の足で訪れ、目で見てみたいなと思いました。
大学生活の中で今回このような貴重な体験をさせていただき、素晴らしい経験となりました。

G7貿易大臣会合

2023年にG7広島サミットに合わせて開かれる15の関係閣僚会合の一つです。G7の貿易を担当する各国の大臣が、一つのテーブルを囲みながら、様々な地球規模の課題について意見交換を行うもので、日本においては、外務省と経済産業省が共催します。2022年9月にドイツにて行われた会合では、ウクライナ復興支援や強靭で持続可能なサプライチェーン、WTO改革、公平な競争条件等について議論がなされました。