2020.9.16

学長メッセージ ~阪南大学に関係するすべての皆さんへ~

本学における新型コロナウィルス感染収束状況および新学期の体制について

 7月に発生したクラブ活動における新型コロナウィルス集団感染については、皆様方に多大な心配をおかけいたしましたが、保健所の基準によれば先月末に本学の集団感染は消滅し、その後本学キャンパスにおける感染は確認されておりません。
 現在本学におきましては、体温計測用サーモカメラの導入や、PC教室などへのパーティション設置、また万一の感染に備え学生の導線確認や措置マニュアルの整備など、感染リスクを可能な限り抑えながら、9月25日より一部対面授業を再開すべく鋭意準備を進めております。
 全国の感染状況がやや落ち着いてきたとはいえ、いまだ有効なワクチンや対症薬が開発されていない以上、今後の諸活動におきましては、新型コロナウィルスの存在をある程度前提としなければなりません。大学としても、その中で最大の教育効果を上げるよう努力していく必要があります。
 完全に元の形に復するにはまだしばらく時間がかかるとは思いますが、なにとぞご理解、ご協力賜りますよう、今後ともよろしくお願いいたします。

阪南大学長 田上博司