本学、国際観光学部3年の池田 剛大(たかひろ)さんが、大阪市から福島県二本松市まで募金活動をしながら、徒歩で旅をしました。約840キロ間をリヤカーを引きながら歩き、その間で募金を募りました。集まった11万7000円は、同市で屋内遊び場を運営する「チャンネルスクエア」に寄付しました。東日本大震災で被災した子どもたちのためにと旅を企画、決意したため、子どもが利用できる複合施設に寄付をしたようです。
 池田さんは8月5日に大阪市を出発。リヤカーを引きながら国道や山道を歩き、9月15日に福島県二本松市に到着。約840キロを踏破しました。途中、駅前や街頭で「福島のために」と書かれた募金箱で募金を募りました。
 旅中は、毎日が野宿。公園を探して宿泊していたとのこと。雨の日は、屋根がある公園を探すのが大変だったそうです。道中では、箱根で大苦戦。登りが辛すぎて断念しようと思ったようですが、引き返すよりゴールした方が早かったのでゴールを目指しましたと話してくれました。
 寄付金の贈呈式は9月17日に二本松市のスカイピアあだたらアクティブパークで行われました。池田さんがチャンネルスクエアの平学代表理事に寄付金を手渡しました。池田さんは「何度もやめようと思った。それぐらい辛かったが、最終的に子どもたちの笑顔を見られてよかった。とてもいい経験になりました。」と話してくれました。
 池田さん、素晴らしい活動、本当にお疲れ様でした。