平成27年1月30日(金)に本学あべのハルカスキャンパスにて、平成26年度連携協議会を開催しました。

 2015年1月30日(金)に、本学あべのハルカスキャンパスにて、本学と千早赤阪村との連携協力協定に基づいて設置された平成26年度連携協議会が開催され、両者の連携を深めるための取り組みについて意見が交わされました。
 千早赤阪村からは、松本昌親村長、吉田裕彦副村長、矢倉龍男教育長、松村典英理事(総務・民生担当)、長谷川敏之理事(事業担当)はじめ連携に携わってきた方々が、本学からは、辰巳浅嗣学長、神澤副学長(社会連携委員長)、足立副学長、中山惠利子国際観光学部長、森重昌之国際観光学部副学部長、和泉大樹国際観光学部准教授と和泉ゼミの3回生奥井美咲さん、三好千夏さんが参加しました。

辰巳学長「村での活動は学生の人材育成につながる」
松本村長「村での発展につながる面での協力に期待」

 連携協議会は辰巳学長が議長となり、「千早赤阪村との連携事業も回を重ねる毎に、さらに内容も深くなり、また観光資源の活用や地域との関わりが、本学の学生にとっても貴重な体験であり、多くの学びとなっていて社会人としての素養を育成することに感謝しています」と挨拶を行い、続けて松本村長からは、「今年度も引き続き村の活性化をはかるために、大学からの連携支援を受け、活気ある村づくりに是非ご協力をお願いしたい」と述べられました。

 議事は委員の紹介に続いて、協議事項として「平成25年度事業報告について」「平成26年度事業計画の進捗状況(上半期)について」「平成27年度事業計画(案)について」の提案があり、何点か質疑応答や意見交換ののち、原案通り了承されました。

議事は滞りなく終了し、阪南大学学生による研究調査報告「千早赤阪村の観光資源再考」

 その後、和泉国際観光学部准教授と和泉ゼミ学生2名による調査報告「千早赤阪村の観光資源再考」というテーマで、千早赤阪村の魅力再発見の報告が行われました。
①楠木正成に関する山城跡などの歴史資源を自然資源として捉えてはどうか。
②「香り」という観点から村の観光を考えてはどうか。
③観光者が地域の方々を意識できるように工夫してはどうか。
 この発表の後、意見交換が行われ、香りという観点は、今までになかった視点である。学生の感性は素晴らしいとお言葉をいただきました。  
 こうして、平成26年度連携協議会は無事に終了いたしました。なお、本会は引き続き毎年開催される予定となっています。