社会とのつながりを実感できた授業とインターンシップ

 経済学部では、2年生から学問分野パッケージを選択することが出来ます。複数ある中から僕は「まちづくりパッケージ」を選択しました。2回生から奈良の吉野でフィールドワークをし、課題発見とその問題解決方法を学び、そこから得たアイデアを元に卒業論文を書き上げました。
 また印象深かったのは3年生から履修できるインターンシップです。社会人になるための準備や方法を学ぶもので、礼儀やアルバイトと仕事の明確的な違い、企業でのインターンシップの実体験、履歴書の書き方など総合的に学びます。働く厳しさを学ぶので大変でしたが、この授業が就職活動への足がかりとなり、とてもよい経験ができたと感じています。

自分の教養と人間関係を広げる大学生活に

 新入生の皆さんは大学で新たな人間関係を築いていくのに不安でいっぱいかもしれませんし、これからさまざまな葛藤や経験をされると思います。また、友人はいなくてよいとも思っている方もいるかもしれません。でも人とのつながりはどの場面でも大切になってきますし、大学生活も友人がいることで楽しさが何倍も違ってきます。その過程でコミュニケーション力、積極性や傾聴力もついてきます。ゼミや授業でも一緒に研究や実習をする機会も増えるので、積極的に友人をつくって下さい。
 また、自分の興味のある勉強をたくさんして下さい。大学卒業をするとその次は社会人です。大学生活の4年間は社会に出るための大切な準備期間であることを忘れずに、日々努力していれば、卒業をした後でもきっと後悔はしないと思います。