南キャンパスインタビュー2014.7
学生委員長の平山あかねさん(国際観光学部3回生)

南キャンパスインタビュー
魅力あふれるキャンパス生活を取材

2014年度から開始された学部別の給付奨学金制度は、学部の活動を推進する人材を募り、育てることを目的としています。国際観光学部ではこの制度を活用し、学部の魅力を発信する学生の育成を目指します。そこでスタートするのが「南キャンパスインタビュー」。
奨学生の金川絢香さんが国際観光学部で活躍する学生を取材し、魅力あふれるキャンパス生活の数々を紹介します。ご期待ください。

学生委員の委員長に選ばれて

金川:平山さんは私の1年先輩ですが、「あかねさん」と呼ばせていただいて宜しいでしょうか。
平山:どうぞ、どうぞ。堅苦しいことが嫌いなので、大歓迎です。
金川:それでは遠慮なく、あかねさん。まずはこの4月から委員長を務められている学生委員のことをお聞かせください。
平山:現在、学生委員会は50名近くの学生が委員となって運営しています。去年に比べて倍増し、大所帯となりました。
金川:実は私も学生委員なのですが、あえてインタビュアーとしてお聞きします。その目的は何でしょうか。
平山:それはずばり学部を元気にすることです。もとより国際観光学部は学生と教職員との距離が近く、ともに協力して学部を盛り立てる姿勢がありますが、その間に入ってチューター役を務めるのが学生委員だと考えています。

行事が目白押しで、けっこう忙しいのです

金川:大事な役目ですね。それでは、具体的にどのような活動をされるのですか。
平山:学部では学生たちの年間行事があります。すでに終わりましたが5月には丹波篠山への新入生オリエンテーションキャンプがあり、7月には南キャンパスで七夕祭りが行われました。9月にはソフトボール大会、10月にはハロウィンパーティー、1月には餅つきとゼミ報告会を予定しています。そして、3月には卒業生の送別会があります。行事が目白押しですので、けっこう忙しいのです。
金川:それだけ活動が頻繁にあれば、苦労も多いのでは。
平山:そうですね。大人数となりましたので、大きなイベントをしても協力をしてくれる仲間が増えて大助かりですが、その反面、まとめるのが大変です。意見が飛び交うと、議論は盛り上がりますが、収拾のつかないこともよくあります。そのようなときに采配をふるうのが委員長の務めなのですが、なかなか。
金川:その苦労は私もよくわかります。
平山:それでも、全員が一致団結したときは嬉しいですね。みんなでイベントを盛り上げるぞ、という意気込みを頼もしく感じています。委員会には1回生から3回生まで学年をまたいで参加していますので、上下のコミュニケーションを図るのにも、実はけっこう気をつかっています。

準備を任せて、もっぱら調停役に徹しています

金川:つい最近開催された七夕祭りは盛況でしたね。
平山:5月のオリエンテーションキャンプも大変でしたが、合宿は先生方がある程度のスケジュールを考え、私たちは夜のリクリエーションを考えるだけでした。それに比べて、七夕祭りは学生委員の持ち時間が多く、自由な発想でプログラムを立てられる一方、準備が大変でした。
金川:昼休みの浴衣コンテストと放課後の流しそうめんイベントですね。
平山:浴衣を着てのイベントですので、新入生たちの理解と協力が必要でした。その働きかけにずいぶんと気をつかいました。私はもっぱら調停役でして、準備は委員たちが自主的に担当してくれるので、むしろこちらは信頼して任せることに努めました。
金川:委員長の役割ですね。
平山:その通りです。任せるには、自分自身が状況を把握しておかねばなりません。情報を共有することが、大人数でひとつのものを作ってゆくときには必要です。
金川:学生委員会と平山委員長のことはよくわかりました。それでは最後にこれからの抱負をお聞かせ下さい。
平山:イベントを行うたびごとに、反省点が増えてゆきます。もちろん達成感もあるのですが、リーダーとしては、反省を生かして、次回にはさらにいいものを目指さなければなりません。ひとつひとつのイベントに全員が満足してくれるよう、とどまることなく進みたい。そう思っています。
金川:ありがとうございました。

インタビュー後記

あかねさんは学生委員長でもあり、松村ゼミの副ゼミ長でもあります。本人はその狭間で悩んでいるようです。今は学生委員の運営にかかりきりで、ゼミ活動がおろそかになりがちだそうですが、ゼミにも力を入れられるようにと、奮闘中です。ぜひとも頑張っていただきたいものです。それでは次回もご期待ください。