国際観光学部第1回2013年度ゼミ報告会を開催しました

3年生ゼミの1年間の活動内容、研究内容の発表会を開催しました。

※阪南大学学会の学会賞の補助を受けています。


初めて開催するゼミ報告会
国際観光学部学生委員会委員長 浦上絵梨香

 国際観光学部2013年度ゼミ報告会を1月15日に開催いたしました。この報告会では、本学部3回生が、1年間どのように活動をしてきたか、どういったことを研究してきたかということについて発表しました。目的は、3回生に他のゼミがどのような活動をしているのか知ってもらうだけでなく、4月から始まる1回生のゼミ選択や、2回生の専門演習の活動の参考にしてもらうことです。
 学生委員会はこれまでに七夕まつりや、ソフトボール大会、ハロウィンパーティーなどのイベントを企画・運営してきました。今回は楽しむことが目的ではなく、学ぶことが目的なので、あまり本イベントには興味を持ってもらえず、参加も少なくなるのではないかと心配して、どうすれば発表者も発表者以外の学生にも参加してもらえるか考えました。初めは、みんなが気軽に参加できるように、発表時間も短く5分を予定していました。教室も、たくさんの発表が聞けるように一番大きいアッセンブリホールで開催しようと思っていました。しかし、先生方から「せっかく発表会をするのなら、内容の深い研究を発表できるようにしたほうがよい」という意見をいただいて、発表時間は15分に変更しました。終了時間が遅くなると参加してもらいにくいと予想したので、発表時間が長くなった分、教室を2つに分け、発表会全体が2時間ぐらいで収まるようにしました。そして2つの教室を行き来して、自分の聞きたいゼミの発表を聞いてもらえるようにしました。また、先生方にコメンテーターとして、発表に対する疑問や専門的なアドバイスをお願いしました。いただいたコメントは今後の活動に生かして、これからのゼミ活動がより有意義になるようにと考えました。せっかくの発表会なのに、聞き手が少ないともったいないので発表者以外の学生にも来てもらうためにポスターを貼ったり口コミで告知していましたが、前日に学内メールでタイムスケジュールを配信しました。
 当日は13あるゼミの中、12ゼミに参加していただくことができました。心配していた発表者以外の学生も120人教室がほぼ満席になりました。発表会後のアンケート調査では特に1回生から「ゼミ選択に役立った」という意見を多くもらうことができました。 発表者の学生のみなさんには短い時間の中で準備をしていただき、本当に感謝しています。今年初めての開催されるイベントでしたが、来年も再来年も開催されて、国際観光学部のゼミ活動がさらに活発になると良いと思います。

ゼミ報告発表会
国際観光学部塩路ゼミ3回生 小倉里菜

 1月15日に行われた「3回生ゼミ活動報告会」に、発表者として参加させていただきました。私が所属する塩路ゼミは、「イギリス不思議発見」というタイトルのもと、なぜイギリスが文化遺産観光の最も進んでいる国なのか、という疑問についての研究活動を発表しました。主な活動内容としては、去年の夏休みにイギリスを訪れ、現地では4つのグループに分かれて各地を調査しました。また、訪れた幾つかの都市では実査にTICに訪れ話を聞きました。
 今回のように自分たちの研究活動について,他のゼミや学生の前で発表する事は初めての経験でした。発表当日までは、ゼミのみんなで集まりパワーポイント作成や、発表練習を繰り返しました。現地での調査した資料を持ち寄り、各自訪れた都市の特徴を話し合いながらまとめていきました。
 塩路ゼミの発表は一番目という事もあり、上手く話せるか不安で、非常に緊張しました。いざ前に出ると、練習の時とは異なり自分たちを見ている人の多さに驚きました。しかし、普段自分たちのゼミの研究活動をみんなに聞いてもらえる機会は無いので、この機会を最大限に活用し、自分たちの活動内容を報告しようと思いました。
 実際発表してみると、練習した甲斐もあり、予想していたよりも自分らしく発表をすることができました。内容が上手く伝わっているか、聞いてくれている人たちに声は届いているのか。不安な要素はありましたが、発表の最後に取り入れたクイズではみんなが参加してくれるなど、周りの反応を得ることができ、ただ発表するだけではなく、聞いている人たちに伝わる発表が出来たのではないかと感じました。反省点としては、発表後にして頂いた質問に思うように答えを伝える事が出来なかったことです。疑問点、質問事項に対する回答の準備、発表内容についての把握、まとめが出来ていなかったことが原因です。
 今回の発表を通して、自分たちの活動を他のゼミや学生に伝える事が出来ました。聞き手に伝わるように、理解してもらえるように発表する事を心がかました。喋り方、話す内容の順番、パワーポイントの有効な見せ方など、プレゼンテーションには相手に伝えるための創意工夫が必用であると感じました。また、今回のようなゼミ活動報告会は、他のゼミの活動内容、研究テーマについて知り、理解を深めるいい機会となりました。互いの研究について知りあえ、自分たちに足りない物や改善点なども見つけることができ、互いに刺激し合える有意義な時間となりました。

3回生ゼミ報告会を終えて
国際観光学部2回生 平山あかね

 1月15日水曜日、3回生ゼミ報告会が行われました。学生委員会からの初めての企画で、各ゼミの研究している事の報告会です。今回私は、司会者として3回生ゼミ報告会に参加しました。
 この報告会は初めての企画ということで、前例がなく、2ヶ月前から話し合いを行いました。11月から毎週会議が開かれ、どの様な方針でいくか等は全体で遅い時間まで何度も会議を繰り返しました。方針が決まり、ゼミ報告会の形ができてから各担当に分かれ当日まで準備を重ねました。私は司会者という役割であったので、司会者に決まった四人で、当日の動きについて違う担当の人に話を聞いたり、台本作りなどに取り組みました。台本を作る際は、「どの様にしたら進行しやすいか」「わかり易い説明はどうしたらよいか」などを基本に台本を仕上げ、台本が出来上がると司会者同士で当日のイメージトレーニングや、練習を重ねました。
 そして当日がきました。各ゼミ15分の発表時間に加え5分の質疑応答と先生からのコメントで持ち時間20分です。教室は二部屋を使いました。ここで、発表会場が二つに分かれるということで視聴者の人数が偏ることが心配でした。三回生ゼミ報告会が始まると、私が担当している教室は視聴者の生徒の人数は多過ぎず、少な過ぎずの人数でした。各ゼミの発表が終わるたび、人の行き来があるかもしれないと考えていたのですが、そのような事もなく前半の部が終わりました。休憩を挟んだため、違う教室の方を覗いてみると人が溢れるほど聴衆がおり、この時初めて人数の偏りがあることに気付きました。改善をするために、そこで違う教室での発表するゼミを伝えるようにしました。その後、後半の部では前半の人数とあまり変わらない人数での始まりでした。司会者は前に座っているため人の動きが見えます。後半の部から各ゼミが終わる度に人の流動があるのがわかりました。最後の発表になった時には、こちらの教室は溢れかえるほどの人数が視聴しに来ていました。このことから、先生の指摘などがありまだまだ改善すべき点が沢山あることに気付きました。今回は、すべて初めての経験ばかりで前例のない企画をたてるという貴重な体験をすることができました。また次回に改善すべき点を話し合い、次に活かせるように努力していきたいです。