2年ぶりに高校生と直接話すことができ、学生もオープンキャンパスを楽しんでいます

 昨年は新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、オンラインによるオープンキャンパスを余儀なくされました。現在も新型コロナウィルス感染症が収束したといえる状況ではありませんが、今年は感染防止対策を徹底した上で、2年ぶりに対面でのオープンキャンパスを開催しています。国際観光学部は本キャンパス50周年記念館2階のスチューデントコモンズを会場に、すでに6月6日(日)、7月18日(日)と2回開催しました。やはり高校生と直接話している学生スタッフはいきいきとしており、国際観光学部の魅力を精一杯伝えてくれています。
 今年も「国際観光学部のとびら」や「教員研究室コーナー」、「English Lecture Guidance」、「各種入試説明会・相談コーナー」のほか、「学生生活相談コーナー」では学生が高校生の個別相談に乗っています。参考までに、以下で学生スタッフの声を紹介します。
 今年は8月8日(日)、15日(日)にも開催予定ですので、観光学を学びたいと考えている高校生はぜひ事前予約の上で阪南大学へお越しください。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。(森重昌之)

オープンキャンパスの事前予約はこちらから

オープンキャンパスの様子

  • 教員研究室コーナーの様子

  • 総合型選抜入試(AO型)説明会の様子

  • 学生生活相談コーナーの様子

学生スタッフの声

学生スタッフのリーダーとして伝えたいオープンキャンパスの魅力
 国際観光学部3年 長岡実央

 新型コロナウイルス感染症の影響が今もなお続いていますが、感染拡大防止策を徹底し、今年度は対面でオープンキャンパスをスタートすることができました。特に、今年度のオープンキャンパスに参加する学生スタッフは、コロナ禍になる前の大学生活を知っている3年生と、コロナ禍になってから入学した1、2年生が揃っています。実際に来場者の方々から、オンライン授業や観光業界の現状についてのご質問をいただくことも多く、これからのことに不安や疑問を抱いている方もたくさんいらっしゃると思います。ぜひ、この機会に先生方や学生スタッフと話して、実際の大学生活をイメージしていただきたいです。
 オープンキャンパスでは学部ごとにさまざまなコーナーを用意しており、毎回とても賑やかな雰囲気です。国際観光学部のブースでは、学部や入試の説明を行うコーナーに加えて、「教員研究室コーナー」や「学生生活相談コーナー」での個別相談も行っています。私たち学生スタッフは「学生生活相談コーナー」での対応や、ブース内の誘導を担当しており、来場者の方々とお話しする場面もとても多いです。中には、何度もオープンキャンパスに来て、前回からの進捗を報告してくださる方もおられ、そのお話を聞くことも楽しみになっています。一方的な説明ばかりでなく、双方向でのやり取りもたくさんできるので、少しでも国際観光学部に興味を持ってくださった方にはお気軽にお越しいただきたいです。普段のアットホームな雰囲気を、オープンキャンパスでもきっと感じていただけると思います。
 私は今年度、学生スタッフのリーダーを務めています。当日は、ブース全体を見て積極的に挨拶やお声掛けをしたり、個別相談でお話しした方のことをできるだけ覚えたりするなど、1年生のときよりもレベルアップした、後輩の模範にもなれるような対応を心掛けています。また、コロナ禍で後輩との接点が減ってしまったため、この機会に学年を越えたつながりを意識し、有志活動の楽しみややりがいを感じてもらいたいとも考えています。
 他にも、今年度は感染拡大防止の観点から制限されることもあり、どのようにすれば来場者の方々の密を避けつつスムーズなご案内ができるのか、コロナ禍前と同じような賑やかな雰囲気で開催できるのかなど、例年とは違う部分での課題も多く、リーダーと担当の先生で何度も話し合いました。また、昨年度は対面での開催ができなかったため、学生スタッフの経験が浅く、準備段階から試行錯誤の連続でした。しかし、この状況を逆手に取り、これまでの方法だけにとらわれることなく、新たなアイディアを提案することもできました。実際に開催してわかったこともあったので、先生方や1、2年生の意見にも耳を傾けながら、回を重ねるごとにより良くしていけるよう努めています。
 オープンキャンパスは、ホームページや資料だけでは伝えきれないものを知っていただく機会になります。実際に自分の肌で感じたからこそわかることがきっとあると思います。大学受験を控え、入試に不安を感じたり、将来何をやりたいのかと自分と向き合ったりすることが多くなる時期だと思います。学生スタッフとしては、その時期を乗り越えて入学したからこそ伝えられることもあるので、一意見として受け取っていただき、高校生のより良い進路選択のサポートをできればと考えています。せっかくお越しいただいたからには、「オープンキャンパスに来て良かった」、「これから頑張ろう」と晴れやかな気持ちになっていただくことが私の一番の目標です。コロナ禍で外出やイベントが制限される中ではありますが、8月の開催日も個性豊かな先生方と学生スタッフで元気にお待ちしているので、ご無理のない範囲で是ぜひ非オープンキャンパスに足を運んでいただければと思います。

学生スタッフとして高校生に伝えたいこと
 国際観光学部3年 宮本脩年

 今年のオープンキャンバスの見どころは、学生相談ブースです。その他に、各入試相談コーナーや国際観光学部の教員と会話できるブースもあります。学生相談ブースでは、学生スタッフが国際観光学部生として、本音で実体験を踏まえた話を高校生にしています。入学してからの大学生活をイメージすることができると思いますし、学生の視点から話すので、貴重な話が聞けるでしょう。気になった高校生はぜひオープンキャンパスに参加して、国際観光学部の話を聞きに来てください。
 昨年はコロナ禍により、オンラインでのオープンキャンパスとなりました。今年は対面でのオープンキャンパスとなり、学生リーダー3名も手探りのなか、オープンキャンパスの準備を進めてきました。オープンキャンパス前には必ず話し合い、方針を決めて実行するものの、うまくいかないことが多々あります。毎回の反省点を踏まえ、次のオープンキャンパスの改善につなげています。私の目標としては、「国際観光学部のオープンキャンパスはすごい」と思ってもらえるようなものをつくり上げたいです。
 国際観光学部のオープンキャンパスの雰囲気は賑やかで、とても良い雰囲気です。学生スタッフと教員との連携がうまくできていることが、良い雰囲気につながっている要因だと思います。学生スタッフも教員も話しかけやすい雰囲気があります。マスクはしていますが、学生スタッフも教員も笑顔で対応しているので、ぜひ話しかけてみてください。
 先ほど述べた通り、昨年のオープンキャンパスはオンラインでの開催となり、対面でできませんでした。毎年1、2年生の時に対面のオープンキャンパスを経験し、3年生になって指示する立場となります。しかし、昨年対面でのオープンキャンパスができなかった影響は大きく、1からオープンキャンパスをつくり上げるくらい大変でした。しかし、これまでも学生スタッフが引き継いできたので、ここで終わらせることはできません。後輩に情けない姿を見せないようにもしています。そして、完璧な状態で来年の学生スタッフのリーダーに引き継ぎたいと思います。
 高校生にぜひ伝えたいことは、国際観光学部は学生と教員の距離が近いことが最大の魅力であるということです。教員は学生の大学生活の悩みや就職活動に関することなど、基本的にどんなことでも話を聞いてくださり、解決につながるヒントやアドバイスももらえるほか、世間話で盛り上がることもよくあります。
 最後に、高校生には大学選びに後悔しないよう、さまざまな大学や学部のオープンキャンパスに参加してほしいと思います。その上で、阪南大学国際観光学部に入学していただけると嬉しいです。50周年記念館2階で国際観光学部のオープンキャンパスを行っているので、興味のある方はぜひお越しください。教員や学生スタッフと話せる貴重な機会ですので、ご参加をお待ちしています。