2020.11.3

本学学生が「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード」学生審査員を務めました

旅のさまざまな魅力や可能性に触れる機会になったと思います

 公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は、世界最大級の旅の総合イベント「ツーリズムEXPOジャパン」の一環として、ツーリズムへの理解を進めると同時に、モデルとしてさらなるツーリズムの発展に寄与することを目的に、「ジャパン・ツーリズム・アワード」を開催しています。
 ジャパン・ツーリズム・アワードの各賞の1つに、全国の観光関係学部の学生20名程度が審査する「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード」があります。第6回となる今回、阪南大学国際観光学部にも学生審査員の依頼があり、学部内で検討した結果、4年生の明神果歩さんが挑戦しました。審査の概要については下記のURLをご覧ください。
 学生生活の中で、審査員を経験する機会は決して多くありません。ましてや、プロが作成したツアープランを審査する機会はなかなかありませんが、彼女は今後の発展性やおもしろさを重視して審査したようです。新型コロナウィルス感染症拡大の影響でなかなか旅行に出かけられない日々が続いていますが、旅のさまざまな魅力や可能性に触れる機会にもなったと思います。こうした貴重な経験を生かして、ぜひステップアップを図って欲しいと思います。(森重昌之)

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心のゆとりを与える観光に未来を感じて
 国際観光学部 4年 明神果歩

 私は今回、第6回ジャパン・ツーリズム・アワード学生審査員を務めました。ジャパン・ツーリズム・アワードとは、ツーリズムの発展・拡大に貢献し、「ツーリズムEXPOジャパン」とのシナジー効果に寄与、または国内・海外の団体・組織・企業の持続可能で優れた取り組みを表彰するものです。また、学生の観点から審査するため、実現性はもちろんですが、今後の発展性やおもしろさを重視した審査に努めました。審査結果は9月17日に発表されましたが、私は応募総数178件のうち、第一次審査を通過した50件程度を審査させていただきました。
 どれも大変興味深い取り組みでした。コロナ禍前に提出されたものとコロナ禍後のものでは、取り組みに多少の違いはありましたが、どれも素晴らしい取り組みで審査に苦労しました。その中でも、「スタートアップ賞」と「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード」のダブル受賞した『おてつたび』は、大学生の望むことが取り組みになっていると感じました。『おてつたび』は、日本各地の素敵な地域へ行く人が増えて欲しいという想いから生まれたサービスであり、地域の困りごとをお手伝いすることにより、報酬を得ながら旅行することができるしくみです。私も1年生の時にインターンシップを探していたこともあり、魅力的に感じました。
 個人的に最も感動した取り組みは、最優秀賞の奄美大島の伝泊でした。「島で暮らすように泊まる」のコンセプトやホームページが魅力的で、気が付けば宿泊するための価格まで調べていました。リゾートと聞くと、ハワイなどでリッチにゆったりとした過ごし方をイメージすると思います。しかし、「暮らすように泊まる」は日本の自然と一体になった感性が盛り込まれたリゾートであると感じました。小学校時代、日本の芸術やまちづくりは自然と共存してつくられており、そこには「余白の美」があると習った記憶があります。それが宿泊施設として表現されており、泊まった人に心のゆとりを与えてくれるような施設なのではないかと感じました。さらに、地方の交流人口を増やすことにもつながり、新型コロナウィルス感染症の対策ができている点も評価されたのではないかと思いました。
 今回の審査員の取り組みを通して、旅行業界のさらなる発展と社会貢献を感じました。現在、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により落ち込んでしまっていますが、終息後にはさらなる飛躍があると感じています。私自身も残りの大学生活は短くなりましたが、たくさんの業界とつながり、創造できる旅行業界をさらに学びたいと思います。今回得た知識を周りの学生に広めていきたいと思います。