2019年2月13日(水)阪南大学あべのハルカスキャンパスに於いて、「第5回学生研究発表会(主催:NPO法人 観光力推進ネットワーク・関西)」が7大学(阪南大学・摂南大学・大阪成蹊大学・京都外国語大学・流通科学大学・神戸国際大学・大阪観光大学)18チームの学生・教員(96名)により開催されました。国際観光学部からは3ゼミ(福本・清水・堀内)6チームが研究成果を発表しました。

福本ゼミ

福本ゼミAチーム【アイデア賞】

福本ゼミBチーム【奨励賞】

指導教員のコメント

 本ゼミでは、『福井県あわら地域の活性化』へむけた産学官連携プロジェクトに参画しています。具体的には、地域が誇る観光素材に訪問者ニーズを加味したイベント企画案を提案、更には「あわら湯かけまつり」への参画活動を通じたイベント運営における改善案を提案、観光事業関係者・地域住民等とコミュニケーション(交流)を図りながら、『福井県あわら地域の活性化』へむけて現在取り組んでいます。地域側の一方向的になりがちな企画内容に対して、学生の視点(若者・ヨソ者)を盛り込み企画案・改善案を発表しました。

清水ゼミ

清水ゼミTATチーム【奨励賞】

清水ゼミHISチーム【奨励賞】

清水ゼミPeachチーム【奨励賞】

指導教員のコメント

 清水ゼミでは観光産業におけるマーケティングとプロモーションをテーマに研究を行っています。今回の発表では、旅行会社のHIS、航空会社のPeach Aviation、政府観光局のタイ国政府観光庁との共同研究を進める中で、TATチームはファミリー層をターゲットとした新たなカテゴリー「卒業家族旅行」を提案し、HISチームは、旅行会社で既存店舗が縮小傾向にある中、多様化したニーズにマッチした専門店が増加していることを提示し、Peachチームはインバウンド観光客に国内線を利用して地方を旅行してもらうためのPR方法とPeachを利用した地方旅の企画案について発表を行いました。

堀内ゼミ

堀内ゼミ【奨励賞】

指導教員のコメント

 本ゼミの3年生は、「地方創生」という大きなくくりの中で、全員が個人研究を進めています。それと並行して、学生たちの調査能力を鍛えるためのグループ活動を行いました。今年度は関西圏の大学で実施されている大学祭の比較調査を実施しました。調査に参加した学生の多くは、インターンシップなどと重なって当日の発表には参加できなかったため、3名が全体を代表して発表しました。大学祭の比較調査は、18歳人口が減少していく中で、大学の生き残り戦略を観光の視点から考えたものです。各学生の調査能力だけでなく、問題意識を深めることにも繋がったと考えています。