2018.3.1

国際観光学部学生広報誌「ラ・れっとる 54号」やりたいことをやる ふるさとワーホリへの挑戦

国際観光学部学生広報誌「ラ・れっとる 54号」やりたいことをやる ふるさとワーホリへの挑戦

ふるさとワーホリへの挑戦

 みなさまは、「ふるさとワーホリ」をご存知でしょうか。ふるさとワーホリとは、「都会に暮らす若い人たちが、一定の期間、地域に滞在し、働きながら、地域の人たちとの交流の場や学びの場などを通して、通常の旅行では味わえない、地域をまるごと体感してもらい、地域との関わりを深めてもらおう」(『総務省ふるさとワーキングホリデーポータルサイト』より)という総務省の取り組みです。今回は熊本県や兵庫県淡路島などで、ふるさとワーホリを体験した、3回生の寺地広将(てらじひろまさ)君に取材をしてきました。滞在先での経験や地域での思い出など、寺地くんの大学生活におけるチャレンジについて綴ります。(湯栗未名実)



※この広報活動は、阪南大学給付奨学金制度によって運営しています。

人気観光地で働くこと

湯栗:ふるさとワーホリという制度を使って熊本や淡路島へ行ったと聞きましたが、具体的にはどんなことをしてきたのですか。
寺地:地域に住み込みで働きました。地域の方々と一緒に仕事をして、地域の良さを肌で感じたり、足りない部分を考えたりしました。
湯栗:期間中はどういったスケジュールになるのでしょう。
寺地:2週間以上企業や団体で働き、用意されているプログラムをこなします。もちろん、休日もあって、その日は自分でレンタサイクル借りて、周辺観光をすることなどもできます。
湯栗:なるほど。休日は自由に過ごすことができるのですね。
寺地:市役所の方のご厚意で、電車で行けない場所にも車で連れて行ってくださいました。
湯栗:それは嬉しいですね。ちなみに、交通費や宿泊費などは自己負担になるのでしょうか。
寺地:自治体によって異なりますが、熊本に行ったときは全額補助してもらえたので、宿泊費が一切かかりませんでした。それに、熊本県内の移動費にも補助がでました。
湯栗:それは利用しやすいですね。
寺地:はい、かなり助かりました。

たどり着くまでの苦労と、現地での収穫

湯栗:活動をする中で大変だったことは何かありますか?
寺地:大変なことは、そんなにないですね。自分がやりたくてやっていることなので。しいて言うなら、行く前の下調べでしょうか。
湯栗:移動手段などですか。
寺地:そうです。熊本では、地震の影響で機能していない路線もあるので、電車で行けないところへは、別の交通手段を利用して現地にたどり着かなくてはなりません。
湯栗:それは大変ですね。
寺地:そうですね。完全予約制のバスや、本数が少ないバスも多いので、移動時間には気を使います。
湯栗:現地で学んだことは?
寺地:ゼミ活動で、大阪府岬町の活性化のためのアイディアを考えることが多いのですが、ほかの地域を知ることで、新たな発見を得ることができました。
湯栗:実際に役立ったエピソードなどはありますか?
寺地:特に観光地として有名な土地に行っていたので、地域の魅せ方を学ぶことができました。そこに共通するのは、観光の目玉がしっかりしているということ。そこが、今ゼミ活動で携わっている岬町との差であると感じました。
湯栗:挑戦して良かったことは?
寺地:第二の故郷ができたことですね。熊本へは去年だけでも合計すると一か月くらい滞在しているので、地域のひとも顔を覚えていてくれて、用事がなくても挨拶に行ったりするんです。

ホノルルマラソンにも挑戦

湯栗:他に、大学に入ってから挑戦をしたことはありますか。
寺地:最近で言うと、ホノルルマラソンに出場しました。
湯栗:挑戦のきっかけは?
寺地:マラソンが好きで、高校生の時から1度は走ってみたいと思っていました。大学生になってから、今回は4度目のフルマラソンになります。
湯栗:走ることが好きだったのですか?
寺地:そうですね。高校時代は野球部で、走り込みのメニューなどをこなしていたので、走ることは苦ではありませんでした。フルマラソンはキツいイメージがあるかもしれませんが、やってみると案外そうではないんです。
湯栗:そうなんですか?
寺地:はい。一度目は、要領がわからなかったので大変でしたが、二度目からは「前回このへんで足を痛めたな」など、経験から学んだことを活かしてより良く走ることができるようになります。
湯栗:徐々に、完走するための計画・戦略の立て方が上手くなってくるということですか。
寺地:そうですね。今回のマラソンでは、台風の影響などで練習が十分にできず、4時間20分と自己ベストよりは40分も遅い結果になってしまいましたが。
湯栗:他にも挑戦したいと思っていることはありますか。
寺地:自転車が好きなので、テントを持参して、東京まで自転車で行ってみようと思っています。就職活動が始まるので、終わらせて夏ごろに行きたいですね。
湯栗: また帰ってきたらお話を聞かせてくださいね。就職活動頑張ってください。ありがとうございました。

インタビュー後期

 今回、取材させていただいた寺地くんのことは、実は1年以上前から知っていて、「夏休みに入る前から夏休みの予定がほとんど埋まってしまった」という話を聞いたことがあるくらい、非常に活発な人です。当初は、これまでの大学生活で経験してきた数々な挑戦について記事にする予定だったのですが、すべてを書こうとするととてもひとつの記事には収まらず、泣く泣くカットした次第です。これは、大学卒業を間近に控えた私からの意見ですが、大学生活の中で自由な時間は案外少ないのかもしれません。大学生活は4年間ですが、就職活動が始まるのが4回生の春だと考えると自由な時間は、実質3年間みたいなもので、それにゼミやバイトも加われば、時間は瞬く間に過ぎていきます。だからこそ、先延ばしにせずやりたいことは早めに挑戦することをオススメします。みなさまの大学生活が、充実した4年間になることを願っております。