2017.7.25

国際観光学部学生広報誌「ラ・れっとる 38号」第3期広報部員がお届けする魅力あふれる記事

2017年度の新広報部員

 阪南大学が創設した「学部奨学金制度」は、今年度で4年目を迎えました。国際観光学部では、2年目から奨学生選考の方針を改め、学部の魅力を発信できる学生の選出と育成に力を注いできました。その成果がこの広報誌「ラ・れっとる」です。2年間で37号を数える広報誌をウェブサイトに掲載し、国際観光学部の学生の活躍ぶりをたっぷりと紹介しました。取材の対象者は広報部員となった奨学生が選び、インタビューを行ない、写真撮影をして記事にします。最初は慣れない作業で戸惑うばかりの部員が、1年間を通じて成長し、取材のコツをつかみます。大変な編集の作業も徐々に手が離れ、そのうちに、ほとんど原稿のままで掲載できるほどのレベルに到達します。奨学金で学生を育てる手ごたえが、少しずつではありますが、実感できるようになりました。さて、今年度の広報部員はいかがでしょうか。面々を伺うに、さらにやる気のある学生を選べたように思えます。期待するところ大ですが、まずは彼らの抱負をもって記事にしましょう。読者の皆様も、6名が頑張り、成長する様子を見守ってください(来村)。

※この広報活動は、阪南大学給付奨学金制度によって運営しています。

学生生活を一変させる記事をめざして

国際観光学部2回生 大矢萌々華(おおや ももか)


 1年余りが経ちましたが、入学したころの自分を振り返ると、右も左もわからず、不安ばかりをかかえる日々でした。その一方、「悔いのない大学生活を送りたい」という思いが日に日に強くなり、不安を押しのけるように膨らんでいきました。国際観光学部生の広報誌「ラ・れっとる」を目にしたのは、そんな心境の変化が起こり始めた時期でした。
 「ラ・れっとる」には、国際観光学部の先輩たちがそれぞれの目標をもって一生懸命に頑張っている姿が、記事と写真で綴られていました。充実した大学生活を送っている先輩たちの姿は、実に刺激的です。読んでいくと、心に勇気がみなぎってきます。エネルギーが心に溜まってゆく感覚です。「このままではダメ」「自分を変えるのは自分」、そして、「自分から動かないと何も変わらない」。これが「ラ・れっとる」を読んで得た私の三カ条でした。主体性を持って行動するよう心がけると、自分を取り巻く世界が変わり始めました。たくさんの知人に恵まれ、生協学生委員会やクラブの活動に励み、そして、授業も楽しく学べるようになりました。入学したときには考えられなかった、充実した大学生活を送っています。
 国際観光学部には、表面に出ていない魅力がまだまだ秘められているはずです。「ラ・れっとる」には隠された魅力を引き出す手法があります。それを生かすのは私たちです。個性を引き出すこと、懸命に取り組む姿をとらえること、それを広く伝えること。この方針をもって記事を書きます。広く伝えるためには、読んでもらうことが第一。そのためには読み手の心をつかむことが大事です。できれば読者を対象としたアンケート調査をしてみたい。どういう記事に関心があるのか。読者が求める理想的な記事とは。そういうことをお尋ねしたい。広報部員に選ばれ、嬉しい反面、責任を強く感じています。最大限の力を「ラ・れっとる」に注ぎこむつもりです。他の部員たちと共に、一丸で「ラ・れっとる」を送り出します。国際観光学部の魅力をお伝えし、私のように、読んで学生生活を充実させてくれる後輩が現われるよう、力いっぱい尽くします。ご声援、よろしくお願いいたします。

チャレンジするきっかけをお届けしたい

国際観光学部2回生 春本莉花(はるもと りか)


 気がつけば、2回生。あわただしく大阪に引っ越して、初めての一人暮らし。高校時代とは全く違う授業の数々に鍛えられ、ぼんやりと憧れていた海外への興味も現実味をおび、自分にできる勉強を、やみくもに続けているうちに、1年あまりが経ちました。
 今のままでもいいけれど、できればもっと自分にできる活動を増やしてみたい。ついでに言えば、趣味のカメラも活かしながら、作品を公表してみたい。そう考えていた矢先に広報活動の募集が始まりました。これはチャンスだ、思い切りやってみよう。という勢いだけで受けた試験でしたが、奇跡的に選ばれました。
 そうして自己紹介の記事を書くに至ったのですが、自分にできることが、正直まだわかりません。入学してからわずか1年あまり。「大学生としての経験は」と聞かれると、ほとんど出てきません。大学の「考える学習」に慣れていないこともあって、至らないことばかりです。ですが、それだけに未知の領域はたくさんあります。大学はどんな人たちで成り立っているのでしょうか。4年間でどんなことを、どれほど深く学べるのでしょうか。何を、どこまでできるのか。という自分への問いかけを胸に秘めながら、取材を通じて仲間たちや先輩方の秘訣を探ります。問いかけて答えを模索する過程をお楽しみいただき、参考にしていただければ幸いです。私自身、チャレンジしてみたいことが山ほどあります。広報部での活動もそのひとつです。チャレンジすることにためらっている方がいらっしゃれば、ぜひ「ラ・れっとる」の愛読者になって下さい。一歩を踏み出すきっかけをお届けできるよう頑張ります。

読者を増やす仕掛けを試みます

国際観光学部3回生 織田星也(おだ せいや)


 仲間内だけで交わされるいい話を学外に押し出したい。「ラ・れっとる」に応募した一番の理由はそれです。身近で頑張る人たちの躍動を水輪のように広げていきたいと考えたからです。ウェブサイトで発信される情報は、地域や国の枠を超えて広がります。インタビューにご協力いただく仲間たちには、この機会を通じて、頑張っている姿や思いをできるだけ広く伝えていただきたい。内に秘めた体験談や自慢話、耳寄りな話を力強く引き出します。
 同時に、インタビューを行う私も成長させていただきます。インタビュアとして、活気あふれる仲間に会い、普段の会話では引き出せない苦労話や体験談を聞き出します。そして、刺激や元気をいただきます。インタビューする側と、インタビューされる側。双方がウイン・ウインの関係であることを常に意識しながら、お互いの成長につながるよう、互いのよさを引き出す取材をめざします。
 取材以外で頑張ろうと思っていることがあります。それは「ラ・れっとる」の知名度を上げる試みです。現状は、大学のホームページ以外に、国際観光学部のフェイスブックや、南キャンパスの掲示板で記事のことが紹介されていますが、学外や学内、そして学部内ですら、読者が限られています。学生が身近に使うツイッターが活用できないか。「ラ・れっとる」のリーフレットを授業等で配布できないか。あれこれと考え、試し、読者を増やしていく努力をします。もちろん、私一人でなく、広報部員の仲間たちと共に取り組むつもりです。学部の皆さんや、もしかすると先生方にも、インタビューをお願いに上がりますが、宜しくお願いします。また、「ぜひインタビューを受けたい」という方がいらっしゃいましたら、気軽にお声がけください。明るい笑顔でお待ちしています。

国際観光学部の真髄、ゼミ活動を取材します

国際観光学部3回生 家次未來(いえつぐ みく)


 国際観光学部にどのようなイメージをお持ちでしょうか。周りの人たちから「観光学って、どんなことをしているの?」とよく尋ねられます。私自身のゼミ活動が何となくその答えになるのかな、と思い、自己紹介のかわりにゼミ紹介をしておきましょう。
 私のゼミでは、私たちと同じ世代の若者には、ご縁のなさそうな「フェリー旅行」の魅力を伝えることを旨として、若者の利用者を増やす企画を打ち出しています。どうすれば若者にフェリーの魅力が伝わるのか、どうすれば実際にフェリーで旅をしてもらえるのか。そのことをテーマにして、私たちが考えたのが、SNSでの情報発信とリーフレットの配布です。そして、実際にアイデアを試しました。ところが、効果がなかなか上がらず、期待していた成果には程遠いものでした。仕掛けるのは簡単ですが、成果を出すのは難しい。そのことを痛感しました。何ごとも奥が深い。同時に面白い。そう実感しました。こういう経験ができるのは、私のゼミだけではないはず。きっと他のゼミ活動でも、さまざまなドラマが生まれていることでしょう。観光にかける学生たちのドキュメンタリーを記事にしてゆけば、きっと何かを感じていただけるはず。そう思っています。
 ただ、国際観光学部だからといって、観光に興味をもって入学してきた学生ばかりか、というと、必ずしもそうではありません。私自身も観光に興味津々で入学してきたわけではありません。大学に入り、友人と旅に出かけたり、ゼミでフィールドワークに参加したりするうちに、観光のことをもっと知りたい、と思い始めた部類です。観光に距離はなく、遠くても近くても、未知の世界でも故郷でも、観光は成立する。そう思えるようになったのは、2年続けて友人と地元に帰り、故郷で観光を楽しめた経験からでしょう。楽しむための素材は思わぬところにあるものです。私のように意外な発見と驚きを経験している学生は、少なくないでしょう。そういうトピックを丁寧に拾いながら記事を作ります。応援して下さい。

広報部員として卒業まで突っ走ります

国際観光学部4回生 川畑亜紀(かわばた あき)


 このたび、2度目の挑戦で念願がかない、晴れて広報部員に選ばれました。文章を書くのが好きで、いつか記者や雑誌の編集者として活躍できればと夢見ていました。学部広報誌「ラ・れっとる」の執筆はそんな夢に一歩近づける機会になりそうです。そう思い、1度の落選に挫折することなく、2度目の挑戦をしたのです。「ラ・れっとる」の読者から執筆者になり、広報部員として、「次号が待ち遠しい」と思ってもらえるような記事をめざします。
 どんなコンセプトで記事を書けば、そう思ってもらえるのか、と考えました。この3年間、国際観光学部で学んだことは何だろう。学生によって、ゼミによって、道はさまざまに異なるのでしょうが、「積極的になることの大切さ」を一貫して教わっている。そう確信するに至りました。というのは、私自身がそのままの経験をしているからです。入学当初、消極的で自分から動くことのなかった私が、学生生活で意欲的な学生に出会い、刺激をもらう日々を送るうち、何かに挑戦したい、という意欲を持ち始めました。学内だけではなく、学外の活動にも参加し、自分のフィールドを広げました。大きな進歩です。変化のきっかけは、積極的な仲間たちとの出会いです。自分で考えても、なかなか糸口がつかめない。そう悩んでいる人に「ラ・れっとる」はいい啓示となります。驚くほど積極的な学生、面白く魅力がある学生、こつこつと一生懸命に打ち込む学生。「ラ・れっとる」はそういう学生に出会える場です。その方針を胸にして、誰かが一歩を踏み出すきっかけを作れるよう励みます。
 記事の内容は何にしよう。手始めとして、自分が関わっているイベントを記事にしてはどうか。そう考えました。それは「城崎温泉・怪談祭」。他大学の学生も含めて15人が参加しています。城崎温泉の若旦那さんとのコラボで、今年2月から始め、今も継続中です。そのPRも兼ねて、苦労話を記事にしましょう。その一方、同学年の湯栗さんとOB・OGの活躍ぶりを取材する予定です。恩師の吉兼先生は、この3月で退職され、キャンパスでは、お目にかかる機会も少なくなっています。先生と卒業生との印象的な再会の場を設けて当時を振り返り、国際観光学部のルーツをたどる企画にしたいものです。これから8ヶ月しかありませんが、卒業するときまで広報部員として突っ走ります。どうぞよろしくお願いいたします。

部員が一丸となるよう、リーダーの務めを果たします

国際観光学部4回生 湯栗未名実(ゆぐり みなみ)


 2回生のときに広報部員を1度務め、今年が2年目となります。部員ただひとりの経験者ということで、リーダーに選んでいただきました。広報誌の記事を執筆することは言うまでもなく、ともに頑張る部員をサポートする決意で務めます。そして、1年後には、私たち6名を「広報部員に選んで良かった」と思っていただけるよう、部員一丸となって、あますことなく学部の魅力をお届けします。
 個人としては、学部を卒業された先輩方への取材に挑戦します。3月から就職活動が本格的にスタートしましたが、当初は、やりたいことが定まらず、自分は他人と比べて何が得意で、何が足りないのかもわからない。十分に自己分析ができていない状態でした。そんな中、面接やグループディスカッションに臨み、失敗して、泣きながら家に帰ることもありました。ですが、幸い、第一に志望していた企業に内定をいただき、納得のいくかたちで就職活動を終えることができています。それは、卒業生の方々にたくさん相談に乗っていただいた結果でしょう。実際に働いている方のお話を聞くことで、自分の働くイメージがより鮮明にできるようになり、業界についての知識も深まりました。また、就職活動の苦労話や失敗談を聞くことで、面接準備を綿密に行うこともできました。だからこそ、そんな先輩方の貴重なお話を、自分のものだけにしておくのは、もったいないと感じています。それらを発信して、来年や、その先の学生が、卒業後の進路を決めるうえで、役立つ情報を発信したい。そう思っています。
 国際観光学部といえば、高校生の皆様には、旅行業界や航空業界を連想するかも知れません。実際にそのような業界で活躍する卒業生も少なくありません。ただ、観光の枠にとらわれず、さまざまな業界で活躍する卒業生も、これまた少なくはありません。国際観光学部で学んだことが、将来どう活かされるのかがわかれば、勉学に励む在学生や、進路を決めかねている高校生にとって、新たな選択肢を提示できることでしょう。「ラ・れっとる」が伝達の役目を十二分に担うものと信じています。
 今年度の広報部員6名は、6月15日に結団式を行ないました。全員が顔を合わせ、各メンバーと、今後どのような広報誌を作成したいかを話し合い、掲載計画を立てました。考えもしなかったアイデアや、斬新な提案が飛び出し、早くもいい刺激を受けました。このメンバーであれば、きっと読者に「面白い」と感じてもらえる記事を打ち出せるでしょう。本年度の国際観光学部学生広報誌「ラ・れっとる」に今一層の期待を寄せていただけるよう励みます。