2017.6.12

国際観光学部学生広報誌「ラ・れっとる 37号」選手を支えて成長するマネージャーの魅力

マネージャーに脚光を

 スポーツ系クラブのマネージャーと言えば、どうしても縁の下の力持ちというイメージが強く、脚光を浴びることもありません。ただ、マネージャーのサポートがなければ、選手たちも安心して練習や試合に取り組めないはず。さまざまなクラブがあって、それぞれに活躍するなかで、このたびはアメリカンフットボール部を選び、マネージャーたちの活躍ぶりを取材しました。国際観光学部の舟引千春さん(写真右)、妹尾美帆さん(写真左)、津村怜那さんは3人ともアメフトのマネージャーとして頑張っています。彼女たちにインタビューして、舞台裏の楽しみや苦労話をお聞きしました。(松田祥佳)




※この広報活動は、阪南大学給付奨学金制度によって運営しています。

全員一丸となれる喜び

松田:マネージャーを始めたきっかけは?
妹尾:入学式のときに誘われ、マネージャーの体験をさせていただきました。部活の雰囲気がよく、「面白い」と思ったのがきっかけです。
松田:雰囲気に釣られますよね。でも、従事する時間が長いと聞きますが。
舟引:練習が週4日あるので、マネージャーも週4日拘束されますね。試合前になると週6日となりますので、ほとんど部活漬けですね。
松田:やはり。マネージャーと聞くと、サポーターという印象が強いのですが、他の仕事はあるのですか。
舟引:選手のサポートはもちろんですが、新入生の勧誘も私たちの仕事です。意外と多いのが、書類を整える事務作業です。他大学との連携で、毎月神戸まで出かけて、会議に参加しています。
松田:毎月ですか。大変ですね。選手のサポートは、具体的に、どういった?
妹尾:アイシングや怪我の手当て、ドリンク作りなどです。また、試合のビデオ撮影なども。やはり裏方の仕事が多いですね。
松田:そこはイメージ通りですね。心がけは?
妹尾:そうですね。常に選手のことを見ています。周りにも気を配らなければいけません。だから、人手が必要なのです。
松田:マネージャーが少ないと、練習にも支障が出るのですか。
妹尾:そうです。多くの方にマネージャーになって欲しいと、願うばかりです。練習がない日はアルバイトもできるので、興味がある方は、ぜひ参加してほしいです。
松田:私からもお願いします。話は変わるのですが、今までで一番心に残っている試合は?
舟引:忘れられない2016年11月14日、関西学生アメフト秋季リーグの試合なのですが、負け続けていた徳島大学に14対6で勝てました。喜びを分かち合うとは、こういうことかと思いました。
松田:サポートの賜物ですね。これから大学に入ってくる高校生たちに一言お願いします。
舟引妹尾:マネージャーになって、本当によかった。私たちは心からそう感じています。大学生活を豊かにするための秘訣は「打ち込むこと」だと思います。アメフトはまだまだ日本ではマイナーなスポーツですが、だからこそ選手のひとり一人に盛り上げようとする熱意があり、マネージャーも同じ思いで一丸となれます。共にアメフト部を支えましょう。入部をお待ちしています。
松田:力強いPR、ありがとうございます。

選手からマネージャーへ

松田:津村怜那さん、宜しくお願いします。いきなりですが、アメフト部のマネージャーを始めたきっかけは?
津村:入学式で誘われて、新入生の歓迎イベントに参加しました。そのときに「面白い」と思ったのです。
松田:津村さんご自身は?何かされていたようですが。
津村:弓道部でした。選手としての経験があります。ただ、支える立場の経験もしておきたい。そう感じたので、マネージャーになることを決めました。
松田:なってみて、苦労した点は?
津村:最初はアメリカンフットボールとラグビーの違いがわからなかった。仕事を覚えるのが大変でした。今でもグラウンドの予約をしたり、代表者会議に出席したりと、忙しくしています。
松田:予約を忘れると練習がストップする。責任は重大ですね。アメフト部の第一印象は?
津村:面白いとは思いましたが、練習が毎日でないのに違和感を覚えました。そのおかげで、空いた時間を勉強やアルバイトに充てることができるのですが。(笑)
松田:弓道部は毎日が練習だったのですね。部活の雰囲気はどうですか?
津村:先輩と後輩の上下関係はもちろんありますよ。でも、とても仲がいいのです。入部したときに驚いたのですが、1回生から3回生まで、ひとり一人の誕生日を祝い合うのです。
松田:学年の差がなく、誕生日はみんなで祝うのですね。仲がいい証拠ですね。
津村:喜んでいる選手の姿を見ると、こちらも嬉しくなります。これからもマネージャーとして支えてゆこう、という気持ちが、おのずと強くなりますね。

松田:津村さんの気持ちは、きっと選手たちにも伝わっているのでしょうね。さらに頑張りたいことは?
津村:もっと深い話を、選手ともしていきたい。先輩方のように、頼りにされるマネージャーに早くなりたい。そういう思いです。
松田:飽くなき努力ですね。一層のご活躍を期待しています。ありがとうございました。

インタビュー後記

 アメリカンフットボールのマネージャーとして頑張っている国際観光学部の3人に話をお聞きしました。インタビュー当時(2017年3月)、舟引千春さんは3回生、妹尾美帆さんは2回生、津村怜那さんは1回生で、学年がそれぞれです。違う立場から発言をされましたが、クラブを支えて頑張ろうという思いはひとつでした。入学するまではアメフトと無関係であった3名が、「面白い」と思ってマネージャーとなり、今では心からクラブを愛している。そういう変化も同じです。練習や試合の補助と応援、選手のケアやビデオの撮影、グラウンドの予約や会議への出席などなど、「たくさんの仕事があるのです」と話す彼女たちの表情は実に朗らかで、サポートを楽しんでいるのがわかります。新たなことにチャレンジして、有意義な大学生活を送っていることが伝わってきます。同じ気持ちで一丸となれば、かけがいのない友人ができることもわかりました。津村さんは入部して1年にならないのに、自分の考えをしっかりもって発言されます。これからのアメフトのマネージャーを引っ張っていく立場になるでしょう。先輩たちに続いて、大きく成長されることが期待できます。みなさん、ありがとうございました。(松田祥佳)