2017.1.11

国際観光学部学生広報誌「ラ・れっとる 第25号」 学年の枠を越えて 先輩・後輩の絆をつくる

国際観光学部学生広報誌「ラ・れっとる 第25号」 学年の枠を越えて 先輩・後輩の絆をつくる

優勝をめざし先輩と後輩が団結する

 国際観光学部の学生委員会が主催する行事として、夏休み明けの恒例イベントとなったソフトボール大会は、今年度も10月8日(土)に本キャンパスの第1グラウンドで開催されました。ゼミのチームがトーナメント形式で試合を繰り広げ、優勝をめざします。学年の枠を越えてチームが組まれますので、先輩と後輩の間に絆ができる機会でもあります。野球やソフトボールの経験者と未経験者、男子と女子の力の差が出過ぎては、全員が楽しめません。そのため、1度に出場できる男子学生の人数が調整され、球を飛ばし過ぎたら3点が減じられます。チーム力を公平にするためのオリジナル・ルールです。また、昨年度のソフトボール大会は猛暑日となって、熱中症が心配されたため、今年度はウォーターサーバーが設置されました。年を重ねるごとに、改善されています。大会の準備や当日の模様をお伝えするため、中心となって準備を進めてくれた学生委員2回生の安藤沙也花さん、優勝した森重ゼミ4回生の絹田祐介さんと佐藤研さんに話を伺いました。(松田祥佳)

※この広報活動は、阪南大学給付奨学金制度によって運営しています。

大会を成功させるための努力と改善

松田:安藤さんにとっては、2回目のソフトボール大会でしたが、どうでしたか。
安藤:私は清水ゼミに所属しているのですが、目標だった1回戦突破ができて本当に嬉しかった。結果的に3位でしたが、私たちにとっては快挙です。仲間と喜びを分かち合えたことが、何よりも心に残っていますね。
松田:1回戦突破だけを目標にして、それ以上の成績をあげられたのですから、みなさん嬉しかったでしょうね。
安藤:はい、ありがとうございます。
松田:ところで、安藤さんはソフトボール大会を運営する側でもありましたね。特に大変だったことは?
安藤:そうですね、夏休みに入る前から学生委員会の中でグループに分かれて準備を始めましたが、それぞれに手間取ったようです。
松田:たとえば、どのようなことに苦労されたのですか。
安藤:私は備品係を務めました。苦労というか、問題であったのは、率先して事を行なう人の数が少なかったことですね。加えて、そろえる用具が多く、南キャンパスと本キャンパスを何度も往復する羽目になりました。自分の役割を意識して、言われなくても行動する姿勢が必要であることを痛感しましたね。来年度に向けての課題となりました。
松田:そう言えば、南キャンパスから移動させる用具はたしかに多かったですね。裏で頑張ってくれた学生委員のお蔭でソフトボール大会が成功したことを、改めて感じます。
安藤:そうですね。どうすれば参加者がイベントを楽しんでくれるのか、どうすればゼミ内の絆が深まるのか、ということを考えましたね。ルールの設定についても、全チームにチャンスを与えるための調整が必要です。
松田:備品係りとして工夫されたことは?
安藤:熱中症対策として今年は自由に飲めるスポーツドリンクを用意しました。ただ、時間が経つにつれて味が薄くなったのが反省点です。そういうことも改善しなければなりません。
松田:小さな改善の積み重ねが大会の成功につながるのですね。来年のソフトボール大会がさらに充実することを期待しています。ありがとうございました。

チームの雰囲気作りに努める

松枝:森重ゼミ4回生の絹田祐介先輩(写真中央)と佐藤研先輩(写真左端)にお話を伺います。まずは、優勝おめでとうございました。前年度も森重ゼミが優勝したので、なんと2連覇ですね。
絹田:ありがとうございます。本当に嬉しいですね。
佐藤:我々には最後のソフトボール大会でしたので、2年連続の優勝で花道を飾れました。
松枝:大会前から優勝を意識されていたのですか。
絹田:強く意識していましたね。運動が得意な後輩が多かったので、今年も優勝を狙う自信はありました。
佐藤:私はそれほど確信がもてず、とにかく1戦1戦、大事にプレーをしようと思っていました。ただ、1回戦はプレッシャーでかなり緊張しました。
松枝:本気だからこそプレッシャーがあったのでは?真剣に取り組む姿勢が優勝を引き寄せたのですね。優勝するために、何かゼミで努力したことは?
絹田:そうですね、ひとつ下の3回生と合同練習を行ないました。
佐藤:合同練習では3回生との絆をより深められたと思います。
松枝:ふだんから4回生と3回生はいっしょにゼミ活動をしているのですか。
絹田:いえ、普段のゼミ活動は学年ごとに行なっています。こういったイベントに合同で参加したり、学年を越えた交流会を開いたりしています。
松枝:なるほど、イベントや日常の交流会で結束を図っているのですね。ちなみに、さらに下の2回生や1回生とは、どうですか。
絹田:参加してくれた2回生と1年生もけっこういましたね。中にはソフトボールが得意な1回生もいて、心強かったです。
佐藤:2回生もたくさん参加してくれました。夏前にゼミが決定しますので、顔合わせの機会でもあります。初めて話をした2回生も多かったですね。
松枝:ソフトボール大会がゼミ生間の交流になったのですね。他にも何か収穫はありましたか。
絹田:団結力ですね。1回生から4回生までの全員がひとつの目標に向けて一丸となれました。
佐藤:毎年同じことをすると、去年の自分と今年の自分の違いが感じられますね。去年は3回生で、先輩がリードしてくれましたので、ただ流れにまかせて楽しんでいました。今年は最高学年であることを自覚し、周りを見ながら、雰囲気作りに努めました。
松枝:お二人とも指導者の立場で臨まれたのですね。学年を越えて上下が交流する意義が、そこにもあったのですね。ありがとうございました。

インタビュー後記

 毎年、後期の初めに行なわれるソフトボール大会では、どのゼミも学年を越えてチームを作っています。そのことの意義を改めて感じた取材でした。入門ゼミの1回生も、半年を終えて、ゼミ活動が本格的に始まる時期ですので、交流の輪を広げる機会となるでしょう。学年間の交流と学年内の交流を深める場としてイベントをはっきりと意義づけ、来年度に臨めば、新たな出会いがたくさん生まれるに違いありません。私自身も学生委員会の一員ですので、今年の反省を踏まえながらさらに改善して、安全に楽しめるソフトボール大会をめざします。(松枝湧也)