2023年1月20日

 経営情報学部では、教員間の教育スキルの向上や教員の研究成果などを通じた相互の学びを促進するために定期的にFDSD(Faculty Development &Staff Development)研究会を開催しています。
 今回は、ご研究で海外に1年間研究留学されている、三好哲也教授の「マンチェスター大学(イギリス)」からの報告(2022年12月19日実施)をご紹介します。
 まずは、三好教授のご研究のキーワードである「人工知能技術(AI)」について簡単に説明します。現在、コンピュータを用いて種々の予測や判別が自動的に行われるサービスが次々に提供されています。これらを総称して人工知能技術(AI)といいます。AIは、今後いろいろな分野で実装され、私たちの生活を便利で効率的なものにしてくれるといわれています。今回の研究会で三好教授から、現在の人工知能研究の現状と社会実装の状況確認を進めているとの報告がありました。さらに、三好教授は、特に医療に関する大量のオープンデータを用いた研究に従事されているとの報告もありました。
  次に、三好教授がご研究で滞在されているマンチェスターについて紹介します。マンチェスターは、サッカープレミアリーグなどでも有名なイギリスでも有数の都市です。また、三好教授のご留学先でもあるマンチェスター大学をはじめ、複数の大学のある学生の街でもあるそうです。大学内にも学生同士が相互にコミュニケーションをとれる環境が整っており、活気のある雰囲気についても写真や動画を交えた報告がありました。
 2022年12月現在、マスクをする人はほとんどおらず、現地の店舗なども通常営業されているとのことでした。三好教授によれば、円安などによる物価高騰で、ラーメン1杯がおおよそ2,000円程度するなどかなり高値になっているとのこと。
 日本ではまだまだコロナ禍であり、現在の海外の情勢を知る貴重な機会となりました。(以下の写真は、研究会の一部を抜粋したものです)