経営情報学部・大学入門ゼミでは、キャンパスを出て企業の施設やお店を訪問する多彩なフィールドワークに取り組んでいます。本や講義だけでは学べない現場体験や、データ・情報を現地で集め、課題や改善点を探り解決策を提示する体験型の学習を行っています。

Fクラス(李炳夏先生)では、滋賀県・大津市にある日本唯一の渡来人歴史館を訪問しました。専門員の大澤重人氏の指導のもと、韓国や中国など限定された国だけでなく、多様な理由で世界から日本に入ってきた人々の存在に触れ、日本の渡来人歴史を知ることで、異文化とダイバーシティについて深く考える機会となりました。

D・G・H・J・Mの5クラス※は、先端の情報機器の利用や情報教育を提供する有数施設として知られる、REDEE(吹田市)を訪問しました。

当日は多くの学生が訪問し、レゴのマインドストームを使ったプログラム体験やヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着しVR(仮想現実)の体験をしました。

また、近年注目されているeスポーツについて,学生同士の格闘ゲームによる対戦や司会進行,機器設備などの方法や手法にも触れ、幅広い体験的学習に取り組みました。

※ 光安先生、三好先生、赤井先生、濱先生、竜先生
I(李兌賢 先生)・K(松田先生)の2クラスは、2022年11月に泉佐野市にオープンしたeスタジアム泉佐野を訪れ、様々なeスポーツを体験しました。

世界規模でeスポーツ人気が高まりつつある今、大きな大会がリアル開催され、多くの観客やスポンサーが集まることから、 eスポーツは1つのスポーツジャンルとしても認知されています。

今回は、格闘ゲームや戦略ゲームを実践し、誰でも気軽に観戦し楽しめる要素と共に、普及する為に必要なことを考える機会となりました。

A・B・C・Lの4クラス※は、昨年に引き続きセブンパーク天美(松原市)を訪問し、後日あらためて結果報告会を実施しました。

報告会には、秋本支配人をはじめとするセブンパーク天美社員の方に参加頂きフィールドワークや分析結果から検討された新たなアイデアや提案に対し様々な視点で意見・質問をいただきました。発表に取り組んだ学生チームが身近な課題として取り上げたテーマを企業と共に考える場となりました。

※ 今井先生・竜先生・御園先生・山内先生

Nクラス(千島先生)は、八尾市にあるイトーヨーカドーアリオ八尾店を訪問し、2つのテーマについてグループワークに取り組みました。

① 平日の雨の日に集客を高める工夫
② お客様が買い物で得られる体験をデジタル(アプリ)
 を用いて、より向上させる為に必要なこと

アリオ八尾店が現在考えていることや抱えている課題についてレクチャーを頂き、フィールドワークを通じ課題解決に繋がる可能性を検討しました。最終的に、幾つかの具体的なアイデアをまとめ、結果報告会を行いました。