2019.7.25

経営情報学部学生広報誌「じぇむ」no.22  2019年度大学入門ゼミ発表大会開催

文:秋吉恵梨香 写真:服部美雪
 今回記事を担当させていただきます秋吉恵梨香です。
 6月22日(土)に経営情報学部の大学入門ゼミ第8回発表大会が、50周年記念館4階記念ホールにて開催されました。
 大学入門ゼミは「フィールドワークを中心とした課題探求型の授業」(授業概要より)で、社会問題の分析力や仲間との協働する力を身につけることを目標としています。今年のフィールドワーク先は、ひらかたパークでした。1ゼミ3~4チームに分かれテーマを決定し、調査を行いました。
 その調査を基に発表大会に向けて分析や文献調査を行い、プレゼンテーションの準備をします。各ゼミには、1年生をフォローしてくれるSA(Student Assistant)さんがおり、SAさんはほかにも発表大会の企画、運営もしてくださっています。

担当教員注:SAは,経営情報学部の上級生が担当しています.
 発表大会の午前中は予選で、7~8チームごとに8教室に分かれました。そこで先生による採点と学生による投票で選ばれた1チーム(計8チーム)が、本選大会で発表することができます。
 本選は、1年生全員とたくさんの先生の前での発表で緊張感があります。発表では、流行に合わせた調査を行っているチームや現在あるアトラクションにアレンジを加える提案をしているチームなどがありました。
 優勝した「チーム吉田沙保里」は、仕事帰りなどにスーツで遊園地に行っても楽しめるのかというテーマで発表していました。実際にメンバー全員スーツでひらかたパークに行き、動きづらい服装でもアトラクションは楽しめるのかということと、現在若い人たちに人気のインスタ映えの調査を行っていました。そして結論では「テーマパークにスーツでは行かないほうがいい」という予想外の結果で、会場を盛り上げていました。
 準優勝の「Team Kankan」は、カップルが楽しむことのできるアトラクションを調査していました。恋愛における吊り橋効果やザイアンス効果などを検証し、どのアトラクションでカップルの仲が深まるかを研究していました。
 3位の「チーム僕らのキモチを凹から凸へ」は、外国人のお客さんを増やすために元々のアトラクションに忍者体験を組み合わせるアイディアがテーマでした。アトラクションと修行内容を提案し、今後のオリンピックや万博なども視野に入れての発表で日本の方の興味も引けそうな内容でした。
以下は、本選出場チームと順位です。
順位 チーム名 ゼミ指導教員 テーマ
優勝 吉田沙保里 李炳夏先生 遊園地はスーツで行っても楽しめる説
準優勝 Kankan 光安先生 ひらかたパークでデートしてみた!!!!
3位 僕らのキモチを
凹から凸へ
吉城先生 NINJAでひらぱーを救う!?
- チームB 大久保先生 ひらかたパーク若者に来てもらうには
- ONIGIRI 福重先生 エルフ改造計画~Project Elves~
- ちーむ 福重先生 アトラクション改革計画
- セミ 光安先生 ひらパーで恋活
- 一軒家 李炳夏先生 タピオカドリンク

取材を終えて

今年も発表大会の記事を書かせていただきました。どのチームも内容が濃く、忍者体験や現在あるアトラクションにアレンジを加える企画など実際にあれば絶対に行きたいなと感じました。また、恋をテーマにしているチームもあったので恋人がいる人はぜひ行ってほしいなと思いました。
秋吉恵梨香


今回が初めての撮影でした。一風変わったテーマが多くて撮影していて楽しかったです。ホールで撮影する機会はあまりないと思うのでいい経験になりました。
服部美雪
経営情報学部学生広報委員会では、「じぇむ」の記事を書いていただける方・撮影をしていただける方を募集しています。興味のある方は担当教員(濱)か、教務課までお問い合わせください。