2016.1.13

企業との就業体験マッチングを活用した就職支援プロジェクト

企業との就業体験マッチングを活用した就職支援プロジェクト

 阪南大学は,長年にわたって非常に高い就職率を維持しています.それを支えているのは,大学全体で行っている多くの就職・キャリア支援です.(支援内容や就職率については,こちらを参照)さらに,経営情報学部では,学生の目的(就職希望先)別に,学部独自の様々な就職支援を行っています.その一つがここで紹介する「企業との就業体験マッチングを活用した就職支援プロジェクト」です.2013年度から行っているこのプロジェクトに参加した学生の大半が実習先の企業から内定をもらっています.(経営情報学部の就職データは,こちらを参照

就業体験マッチングを活用した就職支援プロジェクトとは

 現在,阪南大学経営情報学部には,SE(システムエンジニア)などの情報系の職種を希望する学生が多くいます.この学生達の就職支援を目的として,2013年度から関西のIT企業の団体であるKEIS(関西電子情報産業協同組合)さんなどと連携をしながら,このプロジェクトを実施しています.このプロジェクトは,下記のような流れで行っています.

 ①学生プレゼンと懇親会(活動内容のPR)
 ②企業の受け入れ判定(企業が受け入れ可能な学生を選定)
 ③学生が受け入れOK企業への企業訪問
 ④学生が企業を1社に選定
 ⑤就業体験(2週間から1か月程度)
 ⑥採用判定(企業と学生の両方が判断)

今後は,このプロジェクトを情報系以外の業種にも拡大していきたいと考えています.
  • 学生プレゼンの様子

  • プレゼン後の懇親会の様子

参加者数と採用実績

・KEIS
 2013年1名,2014年4名,2015年5名の3年間で計10名がこのプロジェクトに参加し,全員が実習先の企業から内定をいただき就職しました.(2015年度生は就職予定)
・その他の企業
 2014年2名,2015年2名の2年間で4名が参加し,計3名が参加企業から内定をいただき就職しました.(2015年度生は就職予定)

プロジェクトで内定を獲得した小西慶さん(4回生)のコメント

 夏休みに1か月程度かけて、株式会社KSDに就職を前提とするプロジェクトに参加しました。このプロジェクトは、プレゼンテーションを各企業に見て頂いた上で、受入れの可否を判断していただくシステムなので、履歴書やエントリーシート、面接などでは見てもらえない一面をアピールすることができる点が良いと感じました。
 就業先では、商品開発プレゼンを体験し、話し合いで見つけた問題点を改善したり、担当の方からご指摘を受けたりなど、より実務に近い体験をさせて頂き、企業から内定をいただきました。この制度を利用することで、入社前の不安も少なく、四月に入社するのが楽しみになりました。この制度のおかげで、自分に合う企業に出会えたので、これからこの企業で頑張っていきたいです。

連携先のKEISさんのコメント

 関西電子情報産業協同組合は、関西のIT企業が共同で事業を行うことにより、業界の発展成長を図ることを目的として近畿経済産業局長の認可により、1983年4月に設立された事業協同組合です。関西電子情報産業協同組合では、30年ほど前から、組合員企業が合同で大学・専門学校を訪問し、就職説明会に参加する「共同求人活動」を開始し、現在まで続けています。また、平成23年から組合員企業によるインターンシップ事業を開始し、近年は毎年30名程度の学生を20校程度の大学・専門学校から受け入れています。
 こうした活動の中で、阪南大学様と平成25年から「就業体験マッチングを活用した就職支援プロジェクト」を実施しております。これは、学生の方々に企業の中で就業体験をしていただき、その活動を通じて、学生の方々の就職につながるものです。組合員企業から、この活動に参加することで、自社にふさわしい人財を採用することができたと好評を得ています。こうしたことから、当組合では、今後も阪南大学様と連携し、この活動を拡大し、より多くの組合員企業が参加していくように努めていきます。
 なお、当組合では、新人研修の合同研修を行っており、毎年50名程度の新入社員が受講し、社会人としてマナーから専門的なプログラミングなどを学んでいます。これにより、定着率が増し、新入社員にとっても人脈ができるなど、大きな効果が生まれています。さらに、管理者になるための「中核人財ステップアップ研修」やシステムエンジニアよりもさらに上位のシステムプロデューサーを養成するための「システムプロデューサー養成研修」を行っています。研修だけでなく、組合員企業の協業を促進するビジネスリンク活動、大学や研究機関と交流するアカデミックフォーラム、異業種交流、海外視察なども行っており、当組合の企業に入社することで、こうした活動にも参加できる可能性があります。
 是非、学生の皆様には、こうした活動に是非ご参加いただきますよう、よろしくお願い致します。