経営情報学部では、相互協力協定を締結している大阪府中小企業家同友会の協力を得て、大阪府に本社を持つ企業の経営者から直接ご講義をいただく、「経営実践講座」という科目を展開しています。この科目最大の魅力は、「企業を経営する社長クラス」の方々が週代わりでご登壇されるとともに、それぞれの企業や業界での苦労、成功・失敗体験などについて、包み隠さずリアルに語るところです。例えば、社員さんとの関係や海外展開の難しさなどについて、それぞれのご経験を交えた講義展開となっています。机の上や教科書では語りつくせない、その方それぞれのご経験が詰まった講座となっています。
 将来、企業の代表として活躍を目指す方にとってみれば、非常に魅力的な科目となっています。また、同科目をさらに発展させ、実際に経営者の方とディスカッションが可能な「中小企業家同友会寄付講座」も開講されています。

以下、受講生から提出された講義レポートの抜粋です。

経営情報学部 4年生 男子

「誰かの為に頑張るということが大きなパワーになることがある。自分の為だけではどこかで線引きしてしまう場合もあるので、誰かの為に頑張ることが大切である」

経営情報学部 4年生 男子

「遅刻や欠勤の多い少しなまけている社員さんであっても、怒ったりはせず、冗談交じりに話をし、その人の頑張ろうとしている部分を見て、それを信じ、役職を与えることにより、やる気や能力を発揮させています」

経営情報学部 2年生 女子

「企業が求める人財とは、個人の能力を発揮できること、能動的に取り組むこと、提案力があること、行動力があること。そして、人の痛みがわかる(思いやり)ということでした」

経営情報学部 2年生 女子

「人間は、嫌いなこと、苦手なこと、やりたくないことが必ずあります。そういった弱点をどのように克服するかが大切です。こういった壁を乗り越えることができて、人間は成長して行くと思います」

経営情報学部 2年生 女子

「社長の話を聞いて、本当に人を信じ、大切にしているのだなと思いました」

経営情報学部 2年生 女子

「「しゃーないな」で片付けるのではなく、「しゃーない」と思っているのはそこに不満に思っていることがある。だから、言い訳するのはなく、出来る限り力を尽くす。仕事がない言い訳をするのではなく、仕事を作ることが大事だと感じました」