12月3日、水曜第2ブロックの5つのプレゼミ(江原・山内・新谷・李・村上)から代表チームが選ばれ、「スポーツパークまつばら」を運営するミズノスポーツサービス株式会社から提示されたテーマをもとに、合同プレゼンテーションを実施しました。各プレゼミには、①多目的人工芝(フットサルコート)活用事業、②スケボーのまちと地域連携、③スケボー普及活動(小学校)、④地域連携事業(阪南大学/セブンパーク天美など)、⑤学生が働きたいスポーツ施設、の5つのテーマが割り当てられました。


学生たちの発表では、フットサルコートをフットサルの利用目的以外にも活用し、多様な需要を取り込むための新しいイベント案やサービス提案、スケボーに興味を持つ初心者が「始めやすく、続けやすい」まちを目指した環境整備のアイデアが示されました。また、小学生に「スケボーのまち まつばら」をテーマにしたポスター制作を依頼し、市への学習意欲を高める仕組みづくり、地域の商業施設や大学を巻き込んだユニークでエンターテインメント性の高いプロジェクト、大学生アンケートをもとにした“働きたくなるスポーツ施設”に向けた改善案など、松原市の特性を踏まえたビジネス目線での提案が発表されました。


プレゼン後には、ミズノスポーツサービス株式会社のご担当者様から、企画の具体化に向けたポイントや、条例・法律・著作権への配慮、今後の展望についての専門的なフィードバックもいただきました。学生たちにとっては、実際の事業運営の目線を学べる貴重な時間となり、企画をより深めるヒントが多く得られた様子でした。


どのチームの発表も、代表として選ばれただけあって完成度が高く、リサーチの精度や実現可能性の検討、そして発表スキルの向上が見られ、有意義な活動でした。地域や企業と一緒に“本物の課題”に向き合い、自分のアイデアを社会に届ける経験ができる。そんな学びが日常的にできるのが、阪南大学経営学部の強みだと改めて感じました。
  • 最後に貴重な好評をいただきました